出版社内容情報
すべてのイカ・タコ好きに捧ぐ
地元・東京湾を始め、世界中の海を60年以上も潜り続けてきた伝説的な水中カメラマンの尾崎幸司。そのライフワークにイカ・タコの観察がある。これまで見てきたイカ・タコの不思議や知られざる生態を詳らかにする。
日本のイカ・タコ生態の権威である東京水産大学・奥谷喬司名誉教授をはじめ、イカ・タコ釣りの名人やイカ・タコ漁師との興味深い対談も収録。また生態に関して全編を奥谷教授に監修の協力を仰いだサイエンス本である。
本書には、長年の間に自身が海中で撮影した驚くべき瞬間や世の中にほとんど知られていない面白エピソードなどを多数収録しており、自分の目で見て撮影したこと、触ったこと、食べてみたこと、そして驚いたことなど、すべて自身の体験談である。マジシャンのようなイカ・タコの生態に、あなたもきっと驚かされるだろう。
内容説明
水中映像の第一人者が撮ったイカ・タコの捕食、闘争、恋愛、産卵など。
目次
第1章 誰も知らない尾崎幸司の衝撃的な体験談ビックリショット
第2章 イカ・タコビッグ対談
第3章 マダコの日常生活
第4章 アルゴノーツの神秘な世界
第5章 イカとはどんな生きものか?
第6章 タコとはどんな生きものか?
第7章 知っているともっと面白いイカ・タコQ&A
第8章 イカの恋と産卵
第9章 イカ・タコ面白図鑑
著者等紹介
尾崎幸司[オザキコウジ]
1944年東京生まれ。15歳からスクーバダイビングを始める。17歳から「東京シーハント」ダイビングショップを開く。1993年NHK「タモリのウオッチング」を撮影。1995年なるほど!ザ・ワールド「生きもの地球紀行」を撮影。1997年「東京湾のタコの多彩な知恵」を撮影。その後、「ダーウィンが来た!」「ワールドライフ」などの番組で、オーストラリアやインドネシア、タイ、アメリカ、マレーシアなどを歴訪。タコやヒメコウイカ、ハナイカ、ウミウシ、シャコガイ、カエルアンコウ、カワハギ、クロダイ、アオリイカ、メバルなどの貴重な生態を業務用カメラで撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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