池の水ぜんぶ“は”抜くな!

個数:
電子版価格
¥950
  • 電子版あり

池の水ぜんぶ“は”抜くな!

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月18日 04時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864473330
  • NDC分類 468
  • Cコード C2075

内容説明

外来種はすべてワルモノという認識を改め、令和の自然観をアップデートせよ。

目次

第1章 外来種と在来種の境界線
第2章 なぜ外来種はワルモノにされるのか?
第3章 外来種を駆除して何を守るのか?
第4章 人が手を加えるのはそこまで悪なのか
第5章 必要なのはケース・バイ・ケースの対応
第6章 群馬県邑楽町に見る外来魚駆除の現実
第7章 池田清彦が語る外来種問題の現在

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京生まれ。生物学者。早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。専門の生物学分野のみならず、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する著書が多数ある。テレビ、新聞、雑誌などでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

70
外来種。その定義は恣意的。あぁ、そうそう。そんな気がします。 無闇に拡散する事は真に控えるべきと思いますが、定着してしまった種を根絶やしにしようとするのは甚だ疑問です。かな〜り前から。 エコシステムのコントロールは非常に難しくて、思惑通りに行かなかった例は枚挙に暇がない筈なんだよな〜。 群馬県邑楽町の事例は興味深く「外来魚駆除大作戦」が紆余曲折経て「釣り体験を通して外来生物問題や動植物物の命、中野沼の豊かな自然環境について考えてみましょう」になったそうな。 文字数問題ぃ。コンセンサス得たいなぁ。2020/05/12

まるぷー

20
各地の池や川、湖で在来種の鮎などを食い荒らす外来種であるブラックバスの駆除を一例にその他の外来種に対する考察本。外来種は本来の生態系に影響を及ぼしたり在来種を滅ぼしかねない、又は在来種との交雑、種の存続の問題などをあげている。その反面、全ての外来種はワルモノなのか?在来種でも人間に害を及ぼす生物などもいる。人間が持ち込んだ外来種、自然に移入してきた外来種もいるなど考えさせられることもある。近年、増加の傾向にあり森林や作物に害を及ぼすニホンジカ、結局人間がオオカミを滅ぼしたツケがまわってきている。↓2019/07/02

Tomomi Yazaki

12
外来種を良くも悪くも思わないけど、外来種だから駆逐しても良いという思想は、ナチスの優生学の構造と同じで、子供達に明らかに悪影響を与えてしまう。本当に外来種は悪いの?一応規定では、明治以降に入ってきた生物を外来種としているが、それ以前の種は全て固有種なの?そもそも手つかずの自然なんかこの日本にはない。田んぼや畑は自然ではないし、里山なんか人間が管理することで成り立っている。そこには人間の損得が、そしてエゴが必ずある。この書は、私が子供の頃から持つ違和感を払拭してくれる。私も含め、世間は勉強不足なのである。2020/03/23

こまさん

6
本書の主張は一理あるが、詭弁も多い。 人類は雑種なのに雑種を許さないのはおかしいというのは時間軸を無視していて、進化の過程と防除を同一に論じる誤りだろう。また、保護されているチョウもある程度なら採っていいとか、大きいクワガタがいてもいいとかは自分勝手な主張。そして基本的な問題だが、「すべての命は大切」というのはその通りなのだが、保全生態学の視点を不勉強では? ただ、某番組が外来種を「ワルモノ」と断じていることは問題で、子どもに悪影響だと思う。しかし本書のような〝反動”が今後増えることも問題だろう。2019/05/27

🍭

5
468(生態学)、図書館本。株式会社つり人社2019年6月1日発行。一部同意できる部分もあるが、どちらにせよデータに基づいた比較をするべきではないか? という気持ちになった。里山は人為的な環境なのだから、その環境自体を保護するマンパワーや里山暮らしができる資金や土地がある/ない という話になるのでは? 環境保全の倫理を考えるためのテキストとしては優秀だが、遺伝子汚染についての文章はかなり粗く、触れてはいるものの外来種が持ち込みうるリスクの話をあまりしていない印象を受けた。遺伝的多様性は難しい問題だ。2024/12/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13727044
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品