目次
序章 目的と方法
第1章 先行研究
第2章 旋回式獣像鏡系の研究
第3章 乳脚紋鏡系の研究
第4章 交互式神獣鏡系の研究
第5章 その他の後期倭鏡の系列
第6章 後期倭鏡における諸系列の併行関係と段階設定
第7章 後期倭鏡の生産体制
第8章 後期倭鏡の授受・分布
終章 後期倭鏡の特質と意義
著者等紹介
加藤一郎[カトウイチロウ]
1976年埼玉県生まれ。1995年早稲田大学第一文学部入学。1997年同志社大学文学部に留学。1999年早稲田大学第一文学部考古学専修卒業。2001年早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻修士課程修了。2004年早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻博士後期課程単位取得退学。2004年宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査室。2019年博士(文学):早稲田大学。現在、宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査室主任研究官。専門分野:古墳時代(埴輪、倭鏡など)、近世から明治・大正期の絵図・文書にみられる文化財(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ナオ
0
流し読み。鏡生産の終焉を部民制と関連づける点は興味深い。2020/12/21
遊動する旧石器人
0
2020年5月30日初版発行。2012年から銅鏡の研究を始めた加藤一郎氏の科研費報告書及び学位請求論文の内容から後期倭鏡の部分に特化して纏められた一冊。様々な箇所でツッコミたいところはありましたが、その中でも一番は年代観である。古墳時代中期を初期須恵器〜TK208型式期とすると、一般的に5世紀をあてられる古墳時代中期の時代幅が縮小する。そのあたりは古墳時代中期を専門にやられている方に尋ねて見たい。あと、三角縁神獣鏡の断面形態に着目して研究を進展させたのは岩本氏ではなく新納泉氏という誤認があり、博論も同様。2020/09/28
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