出版社内容情報
東日本大震災発生から5年が経ち、2020年に東京五輪を控え、ますます求められている「災害・危機に負けないしなやかな社会」の続編。
内容説明
未知の脅威も乗り越える、危機管理の必読書。警告の書「しなやかな社会」シリーズ第3弾!
目次
第1章 今後直面する新しい危機
第2章 「しなやかな社会」になるためのレジリエンスとは
第3章 新しい脅威にも対処できる「事業継続」とは
第4章 対応の基本となる状況認識
第5章 災害・危機に立ち向かうための対応の標準化
第6章 しなやかな社会の実現につながるステップ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Salsaru
8
リスクに対応できるよう、一層備えよという導入であり、求めてる物と違った。2016/05/29
Junya Akiba
1
2020年の東京をいきなり襲う自然災害とサイバー攻撃の同時発生、という掴みがなかなか良い。今後起こりうるあらゆる脅威への事前の対策は、経済合理性との兼ね合いもあり、我々が直面する競争社会の中ではそれなりのレベルに落ち着かざるを得ないかも知れない。しかし、災害時、また、災害後のマネジメントは、必要な情報を収集し現場での対処を秩序を保ちながら行うためには必要であるし、事前の訓練もやれば出来る。災害対策と皆口にはするもののその意味するところをきちんと共通の言語で理解し、準備すべき時がきたと感じた。2016/03/07