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ソーシャルイノベーション最前線
震災復興に挑む、キリンの現場力。

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864430647
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0036

出版社内容情報

キリンが60億円を投じ、日本財団がコーディネイトする東日本大震災復興プロジェクト。CSRの最新形に当事者たちが得た手応えは

内容説明

消費者と直結する“明日の水産業”をつくろう。低収益、過疎、後継者不足、そして震災…八方ふさがりの三陸各地で、漁業者、地元起業家、キリン、日本財団が一致団結。ピンチをチャンスに変える試みが始まった。ソーシャルイノベーション研究会でよりよい社会への扉を探るシリーズ第1巻は、復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援を追う。

目次

第1章 水産の町を駆け巡って 復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援―海に土地勘のない企業が三陸の水産業支援に立ち上がった(キリン仙台工場を復興の旗印に;緊急支援から長期的視野に立った支援へ ほか)
第2章 稼げる漁業で、復興の先へ 岩手県・越喜来 大船渡越喜来・豊かな漁村創生プロジェクト―6次産業化に向けた販路拡大。その現実的な一例(漁師料理の味わいをそのまま全国へ;震災前から水産業の課題解決に取り組んでいた有志 ほか)
第3章 垣根を越えてみんなのブランドを 宮城県・女川 女川ブランディングプロジェクト―業種と官民の垣根を越えた地域ブランド育成を模索(「最も壊滅的な被害を受けた町」;女川復興のシンボル建設に尽力 ほか)
第4章 引き寄せ合い、引き立て合う 岩手県・釜石 釜石オープンキッチンプロジェクト―まちづくりを志す内外の人材が新名物の開発に参画(パリから釜石へ。駅前で感じた「異様な雰囲気」;外部の人間にも開かれた町・釜石 ほか)
鼎談 ソーシャルイノベーション最前線 シリーズ第1巻刊行記念―企業がソーシャルイノベーションに挑むとき(仙台工場の被災で実感した企業の社会的責任;一過性のCSRから脱却を ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

後藤良平

1
自社のビール工場も被災し、操業停止に追い込まれながら、グループとして120万本の飲料水やフリーズドライ製品、医薬品などの生活物資を被災地に提供。さらに4億円の義援金も寄付。被災1ヶ月後には仙台工場の操業再開宣言を出し、11月2日には出荷を再開。そして本業とは少し違う、復興支援に一企業だけで60億円も拠出。キリンという会社の底力と、CSRさらにその上のCSV(社会との共有価値創造)とは何かを学んだ。それだけの投資ができるだけの資産を、会社がもともと持っていたからこそだろうが。年間No.92榴岡図書館2020/08/31

okadaisuk8

1
復旧ではなく復興を、単なるばらまきではなくプラニングにも関与する「支援」というテーマは興味深い。でも失敗例とかはないのだろうか。あるならそういうのも書いた方がよいのでは……とこの手の本を読むとどうしても意地悪なことも考えてしまう。2016/02/29

mooeey

0
あんまり中身は濃くないので、図書館で見つけたらパラパラめくってみても良いかな、というレベルの本。タイトルにある「キリンの現場力」がどうなのかはサッパリ伝わってこなかったけれど、支援する企画の事業継続性を重視して採択の可否をつけたのは良い判断だったなと思う。2016/04/24

ぴーた

0
現場力ってスゴイ。人と人を結ぶことの大切さや、大変な時でも味蕾を見据えて行動する事の大切さを感じました。さて、私は何かできるんだろうか?何を始めればよいのだろうか?なんて考えてしまいます。2019/01/27

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