出版社内容情報
キリンが60億円を投じ、日本財団がコーディネイトする東日本大震災復興プロジェクト。CSRの最新形に当事者たちが得た手応えは
内容説明
消費者と直結する“明日の水産業”をつくろう。低収益、過疎、後継者不足、そして震災…八方ふさがりの三陸各地で、漁業者、地元起業家、キリン、日本財団が一致団結。ピンチをチャンスに変える試みが始まった。ソーシャルイノベーション研究会でよりよい社会への扉を探るシリーズ第1巻は、復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援を追う。
目次
第1章 水産の町を駆け巡って 復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援―海に土地勘のない企業が三陸の水産業支援に立ち上がった(キリン仙台工場を復興の旗印に;緊急支援から長期的視野に立った支援へ ほか)
第2章 稼げる漁業で、復興の先へ 岩手県・越喜来 大船渡越喜来・豊かな漁村創生プロジェクト―6次産業化に向けた販路拡大。その現実的な一例(漁師料理の味わいをそのまま全国へ;震災前から水産業の課題解決に取り組んでいた有志 ほか)
第3章 垣根を越えてみんなのブランドを 宮城県・女川 女川ブランディングプロジェクト―業種と官民の垣根を越えた地域ブランド育成を模索(「最も壊滅的な被害を受けた町」;女川復興のシンボル建設に尽力 ほか)
第4章 引き寄せ合い、引き立て合う 岩手県・釜石 釜石オープンキッチンプロジェクト―まちづくりを志す内外の人材が新名物の開発に参画(パリから釜石へ。駅前で感じた「異様な雰囲気」;外部の人間にも開かれた町・釜石 ほか)
鼎談 ソーシャルイノベーション最前線 シリーズ第1巻刊行記念―企業がソーシャルイノベーションに挑むとき(仙台工場の被災で実感した企業の社会的責任;一過性のCSRから脱却を ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
後藤良平
okadaisuk8
mooeey
ぴーた




