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帰還 ダモイ―酷寒のシベリアを勝ち上がったのは「まぬけ」と呼ばれた男だった

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864430593
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

ダモイとは―ロシア語で「家へ」「故郷へ」「故国へ」の意。帰国、帰還を意味する。第二次大戦後、シベリアからの帰還兵が持ち帰った言葉。これは才覚と機転をもって酷寒のシベリアをしたたかに駆け抜けた男の物語である。

目次

第1章 シベリアの落とし物
第2章 奴隷のそのまた奴隷として
第3章 シベリア商人への目覚め
第4章 二つの顔を持たされた男
第5章 ああ、恋に落ちて
最終章 さもなくば別れを

著者等紹介

永島武雄[ナガシマタケオ]
1920年(大正9)、栃木県生まれ。1937年に明治大学に入学。1938年、17歳の時に永島商店を開業。1945年に学徒出陣、満洲へと向かう。翌年8月、現地にて終戦を迎え、そのままソ連軍の捕虜としてシベリアへと抑留される。1947年に帰国。帰国後すぐにプリントネクタイの製造を個人創業。5年後の1953年には法人化をし、永島を設立して品種の拡大をはかる。1956年に製造と販売を分離し、製造を担当する永島服飾を設立。1986年、65歳にて代表取締役会長となり、第一線を退いて埼玉県春日部市に生活の拠点を移す

瀧春樹[タキハルキ]
1947年(昭和22)、兵庫県生まれ。1969年に大学卒業後、大阪にてコピーライターとして広告企画制作のスタートをきる。1975年、日本の広告制作会社の草分け的存在であったサン・アドに招聘されて上京。その後、同社の分社化にともない、主に本田技研工業の宣伝販促を担当する原宿サン・アドに所属。1978年より制作部門の総責任者として、クリエイティブ・ディレクターを委ねられる。翌年、取堺役に就任。1981年に常務取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらぱー

1
☆これは事実でないと書けない。まぬけではなく現実に素直に従い、その中にも許されないことにはこだわる強さ。処世の参考になります。恋人との続編を想像してしまいます。 ないか。。。2014/05/01

チャーリー

0
我が父もシベリア帰りだったことから一読。悲惨な収容所生活だが、著者の必死に生きた武勇伝ともいえる。2021/03/05

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