内容説明
財政破綻の顕在化の予兆と起こり得る時期、金利上昇に関連して経営者が留意すべき3つのこと、地域医療連携推進法人が日本版メイヨークリニックになれない理由、AIによって、医療にパラダイムシフトが起きつつある…ほか、47都道府県別・施設種類別に社会福祉法人の経常利益率・純金融資産対費用倍率などを一挙掲載。最悪の事態を回避するために取り組むべき改革の論点。6,187法人の財務諸表分析から見えてきた社会福祉法人の課題と未来。
目次
第1章 医療介護福祉経営者が直面するリスクと対策(反面教師として世界から注目される日本;2018年度診療報酬・介護報酬同時改定の行方;財政破綻前に取り組んでおくべき改革の論点)
第2章 医療改革の方向が正しくても的を外せば画餅(地域医療連携推進法人制度の欠陥と可能性;医療サービス産業の競争政策;「どこでもMY病院」の失敗を繰り返すPHR構想)
第3章 センタラヘルスケアに見る世界最先端の地域包括ケアの経営(地域住民の支持を受け急成長を続けるセンタラヘルスケア;医療ICTの定義の変遷とPHR;AIと医療 ほか)
第4章 2015年度財務諸表集計結果が示唆する社会福祉法人の課題
47都道府県別社会福祉法人2015年度財務諸表集計結果
著者等紹介
松山幸弘[マツヤマユキヒロ]
一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、経済学博士。千葉商科大学大学院政策研究科客員教授。豪州マッコリー大学オーストラリア医療イノベーション研究所名誉教授。社会保障審議会福祉部会委員。1953年2月、福岡県生まれ。1975年3月、東京大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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