内容説明
団塊の世代が後期高齢者となる2025年、社会保障制度の将来像として描かれる2035年、団塊ジュニアが70歳となり日本の人口が1億人を下回る2045年―、刻々とハイパー超高齢社会、人口減少社会に向かいつつある日。医療・介護・社会保障制度改革、「保健医療2035」等が示す日本の将来像を重要施策&キーワードから理解し、これからの医療経営の視点、考え方を身に付けるための1冊。
目次
第1章 社会保障制度改革の進捗(日本の社会保障制度の変遷;地域包括ケアシステム構想の背景;社会保障制度改革国民会議の報告書とプログラム法案の進捗整理 ほか)
第2章 「保健医療2035」が示す社会保障の将来像(「保健医療2035」に掲げられた3つのビジョン;リーン・ヘルスケア―保健医療の価値を高める;ライフ・デザイン―主体的選択を社会で支える ほか)
第3章 2018年度からの医療・介護制度&政策の最重要ポイント(診療報酬・介護報酬同時改定;第7次医療計画;地域医療構想 ほか)
著者等紹介
石井富美[イシイフミ]
多摩大学医療・介護ソリューション研究所フェロー。超高齢社会健康・医療・くらし研究所主任研究員。経営情報学修士(MBA)。東京理科大学理学部卒、多摩大学大学院経営情報学専攻科修了。医療情報技師、認定医療メディエーター、システムアドミニストレーター等。経歴:民間企業でソフトウエア開発のSEとして勤務した後、社会福祉法人に入職、法人本部事務局、情報システム室、事業部を経て経営企画室長に就任、グループ内施設の経営改善サポート、新規事業の企画、人材育成などに携わる。2012年から2年間、セコム医療システム株式会社にて医療機関の経営アドバイザー等を務めた後、14年より淀川キリスト教病院にて企画部門の立ち上げに参画、15年によどきり医療と介護のまちづくり株式会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。