内容説明
今の日本では、年齢に関係なく、迷いながら生きている人たちが本当に多いと思います。恋人や友人や家族といい関係が作れずに悩んでいる人もいるでしょう。孤独で苦しんでいる人もいるだろうと思います。こんなに便利で豊かな社会になったというのに、どうして幸せに生きられないのでしょうか。この問いに対し、僕は「愛」というキーワードを提起します。「愛」に包まれることで人は幸せになれます。「今どき愛かよ」「きれいごとじゃないの?」そう思ったあなたも、反発しながら読んでみてください。「愛」とは何か?「愛」をキーワードにすると、人間関係や世の中がどう見えてくるのか?そこからどんな知恵が得られるのか?それをお話しすべく、『愛の授業』を始めたいと思います。
目次
第1限 「恋愛」の正体を暴く(「恋」と「愛」の違いを学ぼう;「同調圧力」に負けない恋愛を! ほか)
第2限 「結婚」する、しない、できない(晩婚化や非婚化が進んでいるワケは?;離婚率の上昇も晩婚化の一因!? ほか)
第3限 少女たちに伝えたい「性愛」の話(セックスは動物化している!?;タブーがあるからこそ性愛が濃密になる ほか)
第4限 人は「セックス」で幸せになれるか?(なぜ援助交際は問題なのか?;条例でセックスは裁けるか? ほか)
著者等紹介
宮台真司[ミヤダイシンジ]
社会学者。映画批評家。1959年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程を修了し、現在は首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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