コア新書 ゼロからでも始められるアイドル運営―楽曲制作からライブ物販まで素人でもできる！

大坪 ケムタ/田家 大知【著】

コアマガジン（2014/06発売）

• サイズ 新書判／ページ数 190p／高さ 18cm
• 商品コード 9784864366595
• NDC分類 767.8
• Cコード C0276

内容説明

本書は「アイドルグループを自分の手で作る」ためのハウツー本です。メンバー集めの手段。簡単にできるオリジナル曲の作りかた。ＣＤを全国に流通させる方法。ダンス、衣装、ミュージックビデオ制作。ライブブッキングの仕組み。物販のメソッド…。ももいろクローバーＺに憧れて、衝動的にアイドルを作ってしまった素人プロデューサー田家大知が、手探り状態で培ったノウハウを詰めこみました。今やアイドルのプロデュースは誰でもできる時代です。メンバーは５人。歌の上手い子をセンターにすえて、トークの上手い子と妹キャラの子がわきを固めて…。全アイドルファン待望の一冊です。

目次

第１章　アイドルの卵を集めよう！
第２章　楽曲を作り全国に流通させよう！
第３章　衣装やミュージックビデオを作ろう！
第４章　ライブを行い利益をあげよう！
第５章　メンバーとともに成長しよう！
第６章　ゆるめるモ！初期メンバー座談会

著者等紹介

大坪ケムタ［オオツボケムタ］
１９７２年佐賀県生まれ。大学卒業後、９８年にフリーライターに転向。芸能・アイドル・プロレスなどの原稿を中心に、記名無記名を問わず活動中

田家大知［タケタイチ］
ゆるめるモ！プロデューサー。１９７４年、東京都生まれ。明治大学文学部在学中に１年間休学し、アジアやヨーロッパなど世界２６カ国を放浪。卒業後は雑誌編集者を経て音楽ライターに。その後、２０１２年１０月４日にアイドルグループ「ゆるめるモ！」をプロデュース。同年１２月の初ライブ以降、着々と動員を増やしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[doi]

アイドルオタクです。たしか、去年春に「アイドル運営のトークイベント」の参加特典で貰ったもの。何度も見たことのあるアイドル「ゆるめるモ！」の運営が書いた本だが、あまり知ることの少ない裏話をたくさん知れて面白かった。「ゼロからでも始められる」と書いてあるが、実際は「CDが売れない」「スマートフォンの普及」「SNSの流行」「承認欲求の強い女子の増加」などの要因が重なったことによってアイドル運営が『過去に比べて成功しやすい』状況になっているだけだと思います。今のアイドルブームはバブルの一種とも言えるかと思います。

2015/09/29

[rtc]

そう、現場には愛があふれている。それを体感したからアイドルにハマった。そしてハマった人なら誰しも一度は自分でアイドルをプロデュースしたいと思うはず。 アイドルには旬がある。 何より大事なのはスピード感なんだなぁ。

2020/12/11

[ﾉllﾛ]

アイドルというカルチャーには面白い事を実現出来る可能性があると。自分なりの道を探し当てた人の毎日の充実感と未来への熱意が伝わる。インタビュアーの人の「『愛してる』とかサラッと言う世界ですもんね。感情が豊かになると思います。」というコメント。プロデューサーの人の「ステージに立っている女の子が好きな人でないと、会場に来ないわけです。だから、アイドルの現場はどこも愛に満ちています」という発言。「愛」の連発に戸惑いつつも感動する。素敵な現場と良い思い出が各地で生まれる事を祈りたい。

2016/01/13

[キテレツ]

元々はロックファンだったのに、ももクロにハマったのをきっかけに、自分で「ゆるめるモ！」というアイドルグループを作ってしまった田家大知さんの紆余曲折が書かれた本でした。最近のアイドル事情がかいま見れて面白かったです。なによりも、田家さんの熱意や純粋さが伝わってきて、不慣れな運営で色々と失敗を重ねながらも、メンバーからしっかりと信頼を得ていることがよくわかりました。お金をなるべくかけずにファンを獲得する方法など、アイドル運営に限らず、新しいビジネスを始めるという視点でもたくさんのヒントを得られました。

2015/01/24

[maiko]

【購入】運営側の話を読みたかったので購入。アイドルを作りたい、運営したいとは思ってないけど面白かった。ハウツー的な所は無くて良いので他の運営さんも運営側の話を書いた本出して欲しいな～。

2014/08/08