内容説明
剛力彩芽、滝川クリステル、矢口真里、ローラ、芦田愛菜…今をときめく２２人の芸能人・アイドルたちの波乱に富んだ生き方をコラムニスト・漫画家の辛酸なめ子がシニカルに観察・分析して徹底解剖。ときに冷静に、ときに妄想を交えつつ、日々マスコミを騒がせる芸能人たちの生態を溢れんばかりの「愛と毒」で綴り、彼女たちの意識の奥底まで丸裸に。毎日なんとなく通り過ぎていくだけの芸能ニュースがもっとエキサイティングに、もっとスキャンダラスに、もっとエンターテイメントになる、ほんのり辛口なイジワル目線のバイブルです。
目次
第１章 アイドル編（松浦亜弥―１２年の蜜月交際を実らせて祝結婚；矢口真理―男の数だけ趣味がある ほか）
第２章 女優編（剛力彩芽―なんだかよくわからないけど魅力的；沢尻エリカ―「エリカ様」というレジェンドも確立 ほか）
第３章 歌手編（ＳＰＥＥＤ―４人それぞれの人生が奏でる不協和音；浜崎あゆみ―もはや海外セレブのカテゴリー ほか）
第４章 タレント・女子アナ編（ローラ―タメ口＆サブリミナル変顔で独走中；美奈子―男の人生を狂わせるファム・ファタル ほか）
著者等紹介
辛酸なめ子［シンサンナメコ］
１９７４年、東京都生まれ。漫画家、コラムニストとして多方面で活躍中。翻訳、テレビやラジオへの出演、ＰＣやインターネットを媒体としたマルチメディア作品など、多岐に渡った活躍を見せる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yu。
22
夢や希望、また時折やらかすオイタはご愛嬌… と常に我々ファンに多大な影響を与え続ける輝きの象徴 アイドル、タレント、アーティスト… そんな彼女らの異彩の裏側にある黒き闇をネタにいつものなめ子節が突っ走るといういじわるエッセイ。おもしろい！！そのねじ曲がった視点や独特な語彙から放たれる凶器的表現は一度味わったら癖になる‥((≧艸≦*))2016/02/03
たぬ
21
☆3 直前に読んだ本がまあまあ重かったので俗でのんきななめ子さんをチョイス。10年くらい前の執筆なんで懐かしいなーと思いながらめくってました。今でも第一線にいる人もいれば消えてしまった人、別のジャンルで活躍している人…。しかしながら美奈子の存在意義が本当にわからない。この人がメディアに出てきても誰得？ってほんと思う。2022/06/03
mari
17
相変わらずのなめこ節。読んでも別に可もなく不可もなく、勉強にもならないのに新刊が出るとついつい読んでしまう、癖になるなめこ本。宮沢りえさんの『ストライクゾーン広すぎです。一番最初の貴乃花で拡張されたのでしょうか・・・』申し訳ないけど笑ってしまいました。2014/06/10
阿部義彦
11
コア新書です、BUBUKAを出してるコアマガジン社が作った新書で、このエッセイもBUBUKAに連載されたのが下敷きです。コア新書自体置いてる本屋極めて少ないです。 図書館かAmazonで注文した方がいいかも。腰巻の宣伝に吾妻ひでおさんと清水ミチコさんが謝辞を寄せてます。 相変わらず妄想と毒の詰まったコラムに苦笑いです。なめ子さんは優れた人間ウオッチャーであり、もう少しでストーカーです。美奈子と滝川クリステルが特に良かったです。2015/09/08
anco
11
近年のアイドル、歌手、アナウンサーなどをシニカルに観察し、分析した一冊。なめ子さんの丹念な観察と、そこから生まれる妄想からは異常な愛情があふれていました。2015/02/07
