内容説明
世界に類を見ないAVの特異なジャンルから日本が見える!?『アダルトビデオ革命史』(幻冬舎新書)に続き藤木TDCが90年代以降の細分化と深化を制作者の証言をもとに考証。
目次
イントロダクション 欲望と性表現のイノベーション
第1章 BUKKAKEビデオはどう生まれたか
第2章 自力歩行バイブロボットに賭ける人々
第3章 巨根を持った美女たち
第4章 AVは地球の辺境をめざす
第5章 格闘技とポルノは融合できるか?
第6章 微乳が映しだすデフレ時代
第7章 60代のAV女優、70代のAV男優
著者等紹介
藤木TDC[フジキティーディーシー]
1962年生まれ。フリーライター。映画・AV評論、芸能史、酒場ルポ、横丁・小路の歴史研究などのテーマを中心に雑誌・書籍を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
garth
5
「汁男優の仕事は射精のタイミングを合わせる技巧が必要なうえ、カメラ映りの良い大量で色の濃い精液を放出しなければならず、それなりの適性と熟練を要する。高いクオリティを求められつつ、コストが切り詰められてゆくのは他の業種と同じ、日本的イノベーションといえよう」日本人の職人性、日本的イノベーションとしてのAV史。おもしろい!「日本のAVには、まだまだできることがあるはずだー」2011/08/29
wasabi
2
第5章「格闘技とポルノは融合できるか?」もしかしてクリムゾンコミックス(くやしい…でも感じちゃう!ビクビクッ!)の元ネタはこれか?「彼女たちは本当に泣いてた。それはヤられてブッカケされたから泣くんじゃなくて、ずっと真面目に練習してきたから。試合に敗けたのが悔しくて泣くわけ。(中略)完全に格闘選手の感覚なんですよ。そして視聴者は本気の涙にグッとくる。感動する。その感動がチンポにも響くんです(笑)」2013/04/13
pudonsha
0
どこにニーズがあるのかは、本当に分からないものである。2013/08/11
nizimasu
0
細分化しすぎたAV業界をここまで丹念に網羅した内容に驚きとともに、いまの業界の元気のなさもある種のエントロピーの法則にも繋がる気がします2011/09/08
rinrin
0
大いに笑った。2011/09/07
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