目次
1章 小説(内的必然と作品との関係―大城立裕「普天間よ」;戦場での罪―目取真俊「露」を読む ほか)
2章 俳句・短歌・詩(憤怒と鎮魂の歌―玉城寛子論 歌集『島からの祈り』;矛盾のただ中に身を置けばこそ―「くれない」二〇〇号を読む ほか)
3章 社会時評と文芸(危機の時代・文学の現在―表現者の自己規制;辺野古変奏曲―山口泉『辺野古の弁証法 ポスト・フクシマと「沖縄革命」』 ほか)
4章 書評の窓(沖縄題材に根源的な問い―國吉高史『砂上の眸』;弱き者に添う肝苦さの歌―池原初子歌集『七歳の夏』 ほか)
著者等紹介
平敷武蕉[ヘシキブショウ]
1945年、沖縄県うるま市(旧具志川市)生まれ。1968年、琉球大学法文学部国文科卒業。2005年、評論集『文学批評は成り立つか』(第3回銀河系俳句大賞)発刊。2013年、「『野ざらし延男論』序説」で第41回新俳句人連盟賞(評論)。2017年、労働者文学賞(評論)受賞。俳句同人誌「天荒」同人、文学同人誌「非世界」編集責任者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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