内容説明
省吾の足跡を探求すること四十年。その事蹟はもとより、単行本や発表誌などの書誌、交遊録、創作（依頼を含め）に至った由縁、作詞した校歌の一覧、刻まれた碑の所在など、実地調査に基づいて収集。
目次
第１章 生い立ち―明治二十三年～三十四年（一八九〇～一九〇一）
第２章 中学時代の背景―明治三十五年～四十年（一九〇二～一九〇七）
第３章 早稲田大学入学前後―明治四十一年～四十三年（一九〇八～一九一〇）
第４章 第一詩集『世界の一人』出版―明治四十四年～大正三年（一九一一～一九一四）
第５章 「詩話会」誕生―大正四年～六年（一九一五～一九一七）
第６章 民衆詩派誕生―大正七年（一九一八）
第７章 民衆詩派全盛の頃―大正八年～十一年（一九一九～一九二二）
第８章 民衆詩派の凋落―大正十二年～十五年（一九二三～一九二六）
第９章 白鳥省吾論
第１０章 白鳥省吾主宰詩誌『地上楽園』―大正十五年～昭和十三年（一九二六～一九三八）
第１１章 資料集
著者等紹介
佐藤吉一［サトウヨシヒト］
昭和２５年宮城県栗原市栗駒に生れる。昭和５３年日本大学文理学部国文学科卒業。平成１１年『白鳥省吾のふるさと逍遙』編集委員。平成１２年ホームページ「白鳥省吾を研究する会」開設。平成１６年「第七回日本自費出版文化賞」研究評論部門に『白鳥省吾物語』上・下巻入選。平成１７年『白鳥省吾研究会会報』創刊、「宮城県詩人会」会員となる。平成２１年宮城県鴬沢工業高等学校定年退職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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