出版社内容情報
MTA(mineral trioxide aggregate)の覆髄材としての特性について最新の情報を整理し,MTAの物性や
? MTAの現状と生体材料学的特性
興地隆史
・MTAの動向(オーバービュー)
・MTAの開発から製品化まで
・ProRoot MTAの組成と硬化反応
・生体機能性の解明
・ProRoot MTAの改変と新製品の開発
・臨床データの蓄積
・各種のMTA系セメント
・MTA系セメントの今後
? 土木工学的観点からMTAを考察する
須藤 享
・ポルトランドセメントについて
・セメントの硬化メカニズム
・セメントと水の関係
・養生とは?
・セメントに水は浸透するのか?
・実際の水セメント比は?
? 生物学的にみたMTAの有効性―MTAの生物学的特性と直接覆髄後の歯髄反応
吉羽邦彦
・抗菌性
・生体適合性
・直接覆髄後の組織反応と修復象牙質形成機構
? MTAに対する歯周組織の反応
末原正崇・村松 敬・古澤成博
・根管修復材としてのMTAの位置づけ
・MTAに対する歯周組織の反応
? 生活歯髄療法におけるMTA―覆髄材に求められる要件
?戸 良
・生活歯髄療法を行う意義
・生活歯髄療法とは
・生活歯髄療法の成功率
・生活歯髄療法に用いる覆髄材
・MTAを生活歯髄療法に用いる際の注意点
? 根管修復材としてのMTAの臨床的有効性―穿孔封鎖,逆根管充填,アペキシフィケーションへの応用と成功率からみたMTAの有効性
山本信一
・穿孔封鎖
・逆根管充填
・アペキシフィケーション(根尖閉塞術)
? 根管修復材としてのMTAの臨床的有効性―逆根管充填材,穿孔封鎖材としての臨床応用
井澤常泰
・根管修復材の歴史
・MTAは操作性が悪いのか?
・パーフォレーションの修復
・逆根管充填材としてのMTA
・今後の課題
興地隆史[オキヂタカシ]
目次
1 MTAの現状と生体材料学的特性
2 土木工学的観点からMTAを考察する
3 生物学的にみたMTAの有効性―MTAの生物学的特性と直接覆髄後の歯髄反応
4 MTAに対する歯周組織の反応
5 生活歯髄療法におけるMTA―覆髄材に求められる要件
6 根管修復材としてのMTAの臨床的有効性―穿孔封鎖、逆根管充填、アペキシフィケーションへの応用と成功率からみたMTAの有効性
7 根管修復材としてのMTAの臨床的有効性―逆根管充填材、穿孔封鎖材としての臨床応用
著者等紹介
興地隆史[オキジタカシ]
東京医科歯科大学(TMDU)大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座歯髄生物学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 常陸国風土記をゆく