変化する顎関節と咬合―咬合採得の実践

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変化する顎関節と咬合―咬合採得の実践

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  • サイズ キガイ判/ページ数 263p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784864320214
  • NDC分類 497.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

●歯科の基本である「咬合」を長期的な視点で理解するために,すべての先生方におすすめします!

■著者の長年にわたる研究成果を踏まえて,さまざまに変化する顎関節に対応す る咬合治療の実際を長期症例を通して紹介しています.

■特に顎関節に変形がみられる症例の咬合採得について,具体的な手順と注意 点,そして長期的な経過を豊富な経過を示しながら解説しています.

■日常の臨床でなじみの深いパノラマX線写真,同4分画X線写真を中心に,断層X線写真,MR画像,ゴシックアーチ描記,下顎運動記録などのデータを利用した咬合治療の実際を豊富な臨床写真で紹介しています.

■適正な咬合とは,定型的な一つの形をとるのではなく,咬合を構成するいろい ろな要素がさまざまに変化する中で保持され回復されるいわば動的な形 をとる ことを,咬頭嵌合位という最も基本的な下顎位について供覧しています.

臨床編

I 章 下顎位の決定
1.術前の咬頭嵌合位の評価
 1)咬頭嵌合位があるか
 2)早期接触がないか
 3)下顎頭位はどこにあるか
2.術前の咬頭嵌合位を変更する場合
 1)習慣性閉口終末位に合わせる場合
   症例1 咬合調整によって早期接触を除去した症例
   症例2 全顎的な修復によって咬合位を変更した症例
   症例3 全部床義歯(上顎)の咬合位を変更した症例
 2)上下的に変更する場合(1)咬合高径の挙上
   症例4 高度の咬耗が見られた症例
   症例5 咬合挙上によって反対咬合を改善した症例
 3)上下的に変更する場合(2)咬合高径の低下
   症例6 人工的に付与された咬合高径が高すぎる
   症例7 臼歯の歯冠高径を低くして開咬を解消した症例
 4)水平的に変更する場合
   症例8 犬歯舌面にラミネートべニアを接着して下顎位を変更した症例
   症例9 疼痛軽減のために前方に下顎位を変更した症例
   症例10 円板整位のために前方に下顎位を変更した症例
   咬頭嵌合位の水平的な変更
3.術前に咬頭嵌合位がない場合
   症例11 咬合崩壊の著しかった症例
   症例12 下顎位の定まらなかった症例


? 章 咬合採得
1.咬合採得の基本パターン
 1)顎関節が正常であることの恩恵
 2)咬合採得時に咬頭嵌合位が保たれている場合
   症例13 咬合採得時に咬頭嵌合位が保たれている症例
 3)咬合採得時に咬頭嵌合位が失われる場合
   症例14 咬合採得時に咬頭嵌合位が失われる症例
 4)キュールとホフマンの咬合採得
2.顎関節に起こる変化
3.片側性に下顎頭が変形している場合
   症例15 臨床症状を示すことのなかった症例
4.両側性に下顎頭が変形している場合
   症例16 ほとんどの歯が天然歯であった症例
   症例17 多数歯にクラウンが装着されていた症例
   症例18 上顎に大きな部分床義歯を装着した症例
5.進行性に下顎頭が変形している場合
   症例19 顎関節腔への処置を繰り返した症例
   症例20 長期にわたって経過観察した症例


?章 外科的矯正治療と咬合
   症例21 下顎枝矢状分割法により下顎後退術を行った症例
   症例22 下顎骨体部分切除法により下顎後退術を行った症例


基礎編

I?章 下顎頭位
1.基準となる下顎頭位はあるのか
2.臨床において顆頭安定位を求める
3.顎関節に問題のある症例に付与すべき下顎頭位とは

?章 習慣性開閉口運動
1.習慣性開閉口運動の位置づけ
2.習慣性開閉口運動に影響する因子
3.習慣性開閉口運動の分析
4.いろいろな症例の習慣性開閉口運動
   症例23 顎関節脱臼の既往がある症例
   症例24 交叉咬合の症例
   症例25 両側性に下顎頭が変形していた症例
   症例26 片側の下顎頭除去症例?
   症例27 片側の下顎頭除去症例?
5.習慣性開閉口運動による下顎位の決定

〈コラム1〉レジンキー
〈コラム2〉顎関節のパンピング・マニピュレーションと鏡視下剥離授動術
〈コラム3〉パノラマX 線写真における顎関節の読影

福島 俊士[フクシマ シュンジ]
著・文・その他

目次

臨床編(下顎位の決定;咬合採得;外科的矯正治療と咬合)
基礎編(下顎頭位;習慣性開閉口運動)

著者等紹介

福島俊士[フクシマシュンジ]
1943年東京都に生まれる。1968年東京医科歯科大学歯学部卒業。1972年同大学大学院修了(歯科補綴学)。1977年鶴見大学歯学部助教授。1993年鶴見大学歯学部教授。2011年鶴見大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。