口・あご・顔の痛みと違和感の対処法―原因のはっきりしないケースで困ったら

個数:

口・あご・顔の痛みと違和感の対処法―原因のはっきりしないケースで困ったら

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784864320108
  • NDC分類 497.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

●この痛み,違和感の原因は何? 症状から読み解くための本
身体の検査所見で原因をみつけることのできないケースや症状を十分に説明できないケース,さまざまな処置を行っても改善しない等の難治症例について,歯科医師として知っておきたい知識,心身医学・精神医学的な面からの対処法をわかりやすく解説いたします.
●“口腔・顎顔面領域の痛みや違和感”の中で,特に心身両面からの評価と対応を要するケースに焦点を当て,歯科医師と精神科医が鑑別診断と対処法を解説! ●日常臨床に役立てられるよう豊富な症例,他科との連携のしかたを紹介! ●各論文にはワンポイントで「用語解説」が付してあり,どこから読んでも理解できる構成!

?.基礎知識

[1]どうして,この痛みと違和感が取れないの?
 対応に苦慮する口腔領域の痛みと違和感へのアプローチ(和気裕之・澁谷智明)

[2]患者の訴えを,どのように読み解いたらよいのでしょうか?
 「身体の自覚症状に見合うだけの身体所見がない」患者への対応(宮岡 等)


?.症状からみた必要な検査・鑑別診断・対応

[1]これって,本当に顎関節症なの?
 顎関節症を疑わせる症状(和気裕之・島田 淳・澁谷智明)

[2]舌にも,歯にも,義歯にも異常がみつからないが……
 舌痛と舌の違和感(中久木康一・澁谷智明・和気裕之)

[3]改善しない歯痛,患者と一緒に泣きたくなることはありませんか?
 舌以外の口腔顔面痛(澁谷智明・和気裕之)

[4]咬合調整を何回しても,患者が納得しません
 咬合精査で検知できない咬み合わせの違和感(玉置勝司・島田 淳)

[5]患者自身は「周囲の反応が気になる」と訴えます
 口臭(岡本彩子・宮地英雄)

[6]口は乾いていない,唾液も出る,しかし「乾く」と訴えます
 口腔乾燥感(宮地英雄・岡本彩子)

[7]「インレーを入れてから,味が変わった」と訴えます
 味覚異常感(澤田真人・澁谷智明・和気裕之)

[8]何とも不思議な症状を熱心に訴えています
 口腔領域の奇妙な異常感―セネストパチー(宮地英雄・澁谷智明)

[9]勝手に口がモゴモゴしてしまう,口が開けられない・閉じない・舌が出てしまう
 口腔領域の奇妙な運動―不随意運動(宮地英雄・澁谷智明)

[10]問診票に記入されていなくても,服薬状況を聞いてください
 薬剤が原因になりうる口腔領域の症状―口喝・口乾など
 (三村将文・和気裕之・澁谷智明)

[11]根管治療を繰り返しても,患者は痛みを訴えます
 歯内療法後の痛みと違和感(三橋 晃・石井信之)


?.他科との連携

[1]この症状は,どこの科へ相談すればいいのでしょうか?
 “身体各科に紹介したほうがよい”という判断
 ―紹介のしかた,紹介状記載(中久木康一)

[2]この症状は,本当にメンタルが原因なの?
 “精神科に紹介したほうがよい”という判断
 ―紹介のしかた,紹介状記載(宮地英雄)


I?.おわりに

 日常臨床の思わぬピットフォールにはまらないために
 歯科医師が陥りやすい落とし穴(和気裕之)


●Topic
 [1]原因をみつけられない痛みと違和感への対応について(和気裕之)
 [2]「心因性」という用語の問題(宮岡 等)
 [3]身体の形に関する違和感―醜形恐怖(和気裕之)

●Column
  歯科医院において痛みと違和感を訴える患者への,スタッフの対応(中久木康一)

和気 裕之[ワケ ヒロユキ]
著・文・その他

玉置 勝司[タマオキ カツジ]
著・文・その他

宮岡 等[ミヤオカ ヒトシ]
著・文・その他

目次

1 基礎知識(どうして、この痛みと違和感が取れないの?―対応に苦慮する口腔領域の痛みと違和感へのアプローチ;患者の訴えを、どのように読み解いたらよいのでしょうか?―「身体の自覚症状に見合うだけの身体所見がない」患者への対応)
2 症状からみた必要な検査・鑑別診断・対応(これって、本当に顎関節症なの?―顎関節症を疑わせる症状;舌にも、歯にも、義歯にも異常がみつからないが…―舌痛と舌の違和感 ほか)
3 他科との連携(この症状は、どこの科へ相談すればいいのでしょうか?―“身体各科に紹介したほうがよい”という判断―紹介のしかた、紹介状記載;この症状は、本当にメンタルが原因なの?―“精神科に紹介したほうがよい”という判断―紹介のしかた、紹介状記載)
4 おわりに(日常臨床の思わぬピットフォールにはまらないために―歯科医師が陥りやすい落とし穴)

著者等紹介

和気裕之[ワケヒロユキ]
みどり小児歯科院長(神奈川県横浜市)、日本大学客員教授、東京医科歯科大学講師、神奈川歯科大学臨床教授、長崎大学臨床教授、北海道大学客員臨床教授。1978年日本大学松戸歯学部卒業。1981年みどり小児歯科開設。1999年歯学博士(東京医科歯科大学・口腔外科学)

宮岡等[ミヤオカヒトシ]
北里大学教授(医学部精神科学主任教授)、北里大学東病院副院長、東京医科歯科大学歯学部非常勤講師、神奈川歯科大学客員教授。1981年慶應義塾大学医学部卒業。1988年同大学大学院博士課程修了。1992年昭和大学医学部精神科講師。1996年同大学医学部精神科助教授。1999年北里大学教授(医学部精神科学主任教授)

玉置勝司[タマキカツシ]
神奈川歯科大学・附属病院咬み合わせリエゾン診療科教授、同大学・顎口腔機能修復科学講座有床義歯補綴学分野教授。1982年神奈川歯科大学歯学部卒業、同大学・歯科補綴学教室第3講座助手。1989年同大学・歯科補綴学教室第3講座講師。2008年同大学・附属病院咬み合わせリエゾン診療科教授。2011年同大学・顎口腔機能修復科学講座有床義歯補綴学分野准教授。2012年同大学・顎口腔機能修復科学講座有床義歯補綴学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品