出版社内容情報
●支台歯形成の質を高めることは,診療の質を高めることです!
かつてないほどの「わかりやすさ」「読みやすさ」で注目を集めている“写真でマスターする”シリーズの最新刊です.今回は,歯科診療を根本から支える手技の1つである支台歯形成の基本テクニックについて,実際の形成過程に基づき,順を追って写真解説いたします.手際よく,効率的な形成テクニックを身につけるために,ぜひ本書をご活用ください.
●支台歯形成の基本テクニックをすべて写真で示す! ●上下左右4種の歯の支台歯形成について,基本的かつスタンダードな手技とHow toをわかりやすく紹介! ●模型で再現しているので,細かい点までハッキリみえる!
・支台歯形成を始める前に
・支台歯形態のイメージトレーニング
?.形成の基本原則
(1)タービンヘッド
(2)タービンの持ち方(レストの位置)
(3)タービンの動かし方
(4)患者の体位・術者の位置
(5)患者の頭位
(6)使用するポイントの確認
(7)各歯面(咬合面,近遠心面,頬舌側面)の形成量の確認
(8)形成歯の最終形態をイメージする
(9)形成の順序について
(10)形成部位により難易度は変化する
?.全部金属冠の支台歯形成
1.左側下顎第一大臼歯
(1)咬合面の形成(頬側咬頭内斜面)
(2)咬合面の形成(舌側咬頭内斜面)
(3)頬側軸面の形成(1)
(4)舌側軸面の形成(1)
(5)近心・遠心軸面の形成
(6)頬舌側軸面の形成(2)・二面形成・軸面上部の形成
(7)仕上げ・確認
(8)完成
2 .右側上顎第一大臼歯
(1)咬合面の形成(頬側咬頭内斜面)
(2)咬合面の形成(舌側咬頭内斜面)
(3)頬側軸面の形成(1)
(4)舌側軸面の形成(1)
(5)近心・遠心軸面の形成
(6)頬舌側軸面の形成(2)・二面形成・軸面上部の形成
(7)仕上げ・確認
(8)完成
?.前装冠の支台歯形成
1 .左側上顎中切歯
(1)切縁の形成
(2)唇側軸面の形成
(3)近心・遠心軸面の形成
(4)舌側軸面の形成
(5)舌面の形成
(6)マージン形態の仕上げ・唇側面の三面形成
(7)仕上げ・確認
(8)完成
(付)前装冠とオールセラミッククラウンの支台歯形成の比較
2 .右側上顎第一小臼歯
(1)咬合面の形成(頬側咬頭内斜面)
(2)咬合面の形成(舌側咬頭内斜面)
(3)頬側軸面の形成(1)
(4)舌側軸面の形成(1)
(5)近心・遠心軸面の形成
(6)頬舌側軸面の形成(2)・二面形成・軸面上部の形成
(7)仕上げ・確認
(8)完成
[コラム]
歯を形成する際のイメージ
歯肉の位置と支台歯形態
マージンの削り方/フィニッシュラインとマージン形成
小川 匠[オガワ タクミ]
著・文・その他
平林 里大[ヒラバヤシ リオ]
著・文・その他
井川 知子[イカワ トモコ]
著・文・その他
加納 貴充[カノウ タカミツ]
著・文・その他
目次
1 支台歯形成の基本原則
2 全部金属冠の支台歯形成(左側下顎第一大臼歯;右側上顎第一大臼歯)
3 前装冠の支台歯形成(左側上顎中切歯;右側上顎第一小臼歯)
著者等紹介
小川匠[オガワタクミ]
鶴見大学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座教授。1989年3月鶴見大学歯学部卒業。1994年3月同大学大学院歯学研究科修了。4月同大学歯学部助手。2011年4月同大学歯学部講師。10月同大学歯学部教授
平林里大[ヒラバヤシリオ]
鶴見大学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座。2002年3月鶴見大学歯学部卒業。2008年3月同大学大学院歯学研究科修了。2010年10月同大学歯学部助教
井川知子[イカワトモコ]
鶴見大学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座。2004年3月鶴見大学歯学部卒業。2009年3月同大学歯学部歯学研究科修了。2012年4月同大学歯学部助教
加納貴充[カノウタカミツ]
鶴見大学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座。2007年3月鶴見大学歯学部卒業。2012年3月同大学歯学部歯学研究科修了。4月同大学歯学部附属病院臨床助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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