内容説明
NHKテレビ朝ドラ「とと姉ちゃん」のモデル大橋鎭子とそのパートナー花森安治が、一世を風靡した『暮しの手帖』を築き上げるまでの苦闘と希望の物語。
目次
花森安治と『暮しの手帖』
編集の揺籃時代
大橋鎭子の育った道
鎭子の巣立ち
“二人三脚”のスタート
ごまかしのない職人編集
三号雑誌で終る危機
「やりくりの記」の波紋
独創誌の真価定まる
『暮しの手帖』一家
戦争中の暮しの記録
「一銭五厘の旗」ひるがえる
旅の終焉
著者等紹介
塩澤実信[シオザワミノブ]
昭和5年、長野県生まれ。双葉社取締役編集局長をへて、東京大学新聞研究所講師等を歴任。日本ペンクラブ名誉会員。元日本レコード大賞審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吉日なり
7
よく図書館で『暮らしの手帖』を借りている。買ってしまえばいいのだけど、その内容のあまりの普遍さに捨てられない事を危惧して借りてしまうのだ。昨今穏やかな暮らしをテーマにした雑誌がたくさんあるなか、一線を画しているのは何故なのかという思いを解決してくれた。『とと姉ちゃん』も楽しく観たい♪2016/07/03
ともさん
4
石油ストーブの商品テストの頃を思い出しました。当時ユニークな雑誌として評判でした。創刊から亡くなられる93才まで「暮しの手帖」一筋に生きて来られた大橋鎮子氏の凄まじさに驚きです。2016/06/11
ゆうゆう
3
朝ドラを見ていないので、気になって図書館借り。伝説になるだけのことはある。大橋鎭子と花森安治。戦後の暮らしを豊かに、一つの文化を作り上げたのは確実。先駆的な雑誌であったのは確実。朝ドラ…見れる環境になれたら…とと姉ちゃん…2017/03/20
poefan
1
TVドラマ「とと姉ちゃん」の副読本として読んだ。2016/06/07
azuno
1
朝ドラ「とと姉ちゃん」が好きだったので。借りやすそうな関連本を。2016/11/01