内容説明
紙の本の未来を考える。果たして、紙の本VS電子書籍の構図でいいのだろうか。不振を続ける出版界を徹底的に取材し、検証してその未来を占う!
目次
1 いま本はどうなっているのか(情報は氾濫しているのに、読みたい本と出会えない;誰が「本」を活かすのか ほか)
2 書を捨てよ、街に出よう。(なぜ大型書店の時代か;都市遊牧民から見た書店の風景 ほか)
3 コンテンツ作りの現場を歩く(いま問われるコンテンツの中身;取材というリアル感あふれる現場 ほか)
4 やっぱり本は面白い。そして私たちの読書メモ公開(迫られる可処分時間との対決;読書こそ時間消費型の楽しみの極致 ほか)
著者等紹介
森彰英[モリアキヒデ]
東京都出身。フリージャーナリスト。東京都立大学(現首都大学東京)人文学部卒。出版社勤務を経て独立。雑誌、新聞の取材執筆活動に携わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
10
幸せの源。2015/10/15
kokada_jnet
5
書店と出版の現場のレポート集だが。普段から本についての情報収集を自覚的にしている人間にとっては、ほとんどが既に知っている話題であって、物足りない。2014/08/23
じゅんた
5
斜め読み。出版業界の将来を憂いて、沢山の本を扱う現場を取材していて、本へのあくなき愛情を感じました。2014/03/02
k.kishida
4
帯には「紙の本の未来を考える」とあるのですが、ほとんどは書店やヒット作品、長寿雑誌のレポート記事で構成されています。まぁ未来については読者が自分で考えろということでしょうか。でも、現場レポートだけでも結構面白いですし、資料的な価値も少しはありそうです。でも残念なところもあります。代官山蔦屋書店を好意的に紹介した後に、CCC(蔦屋書店の運営主体)が公立図書館の運営に進出したことを無邪気に賛美しています。公立図書館を民に委ねることへの危惧は事前に多くの人が指摘していたと思います。2019/06/18
薄雪
3
面白い。本がより好きになる。扉が味のある紙とデザインで良い。それから、関連書籍が多数紹介されているので読みたい本が増えた。重量がある本なので肩が凝る。2018/06/11
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- 和書
- ないものねだるな