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目次
1 “オウ・オク・オキ”の島々とその霊性(鬼が島と鬼界島の間で…沖縄県及島嶼町村制の根拠の深淵を抉る;日本人の精神性から見る「領有」意識の二つの形態 「知ろしめす」と「うしはく」の違いの視点から;「シマ」と「アマ」、「クニ」と「ウミ」 日本的霊性の地政学;アマ・ヤマ・シマ・イマにおける“マ”と“ナカマ”との交通 離島の時間・空間を考える;シマの「間」の構造とその復権 国引神話の島引 ほか)
2 夕暮時の水平線(ヨーロッパ諸語における島を意味する語 孤立・侮辱がつきまとう;シマ・スマ・ショムとその周辺の言葉たち 日本語・アイヌ語・韓国語のシマを意味する語;名称不明離島の名称決定と島の字の訓読呼称について 古来からの名称の復権;“ゲンジュウ”から“カンジュウ”へ 故郷へ還住するということ;色の名が付く島 イロとオトの弁証法;吉田松陰の離島観 日本の地政学の草分け)
著者等紹介
菅田正昭[スガタマサアキ]
昭和20年(1945)東京生まれ。学習院大学法学部卒業。同46年(1971)から48年末まで東京都青ヶ島村役場職員、平成2年(1990)から5年にかけて同村助役を務める。藝能学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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