内容説明
建築を知るには、実際に建物を見に行くことが一番。「東京でおもしろい建物は?その構造は?」をテーマに、構造の視点から建物をピックアップし、解説。東京駅、東京国際フォーラム、TOD’S表参道、渋谷ヒカリエ、東京都庁舎、国立新美術館、東京タワー、国立西洋美術館、東京スカイツリー、東京国際展示場、幕張メッセ、横浜ランドマークタワー、など140件。特集:東京湾岸・隅田川ブリッジクルーズ、明治の地図で読む東京の地形・地盤。コラム:「メタボリズム」「表参道ファサード群」「シェル構造」など。
目次
1 丸の内・銀座
2 渋谷・青山
3 六本木
4 品川・三田
5 新宿
6 上野・文京
7 湾岸・隅田川
8 都心その他
9 武蔵野・多摩
10 神奈川
11 千葉
12 首都圏その他
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
67
建築を構造デザインという視点に光を当てている所が面白いです。普通の建物写真の横に構造図や完成斜視図、応力・曲げモーメント・ダンパー・ラーメン構造などの言葉が躍る!2015/06/09
nao
1
東京と近郊都市まで含めて、更に楽しめるようになる一冊。建築に無学な自分にも分かりやすく書いてあって、現地に行ってみたくなる。2016/07/24
1
東京を中心に、首都圏の主要な建築物に関して紹介しているガイドブックのような本。自分の知っている建物(三菱一号館、都立新美術館など)も結構紹介されていたが、今までこのような視点で観察したことはなかったので、建物を見、「こんな先進的なあるいは特異的な構造をしていたんだなあ」と知る楽しさが増えた。大スパンの柱の無い大空間を作るのが難しいこととか初めて知った。慶應三田キャンパス南館の渡り通路の細さと言ったらもう。どの建物も、地震のエネルギーに抗う装置を、壁の中に隠して持っているものなんですね。2014/12/31
Kuliyama
1
わくわくしながら読みました。楽しかったです。それにしても東京タワーの構造計算を計算尺で行なったとは・・本文にあるように、先人の功績にはただただ頭を垂れるのみです。2014/11/06
christinayan01
0
建築本は数あれど『ユニークな構造をした建物』を紹介する珍しいアプローチの一冊。読むと、建物を見る目が変わります。特に地震大国である日本の首都では実に多くの工夫がされていて、かつ魅せる構造デザインがあることを理解できる楽しい本。 解説文自体は建築構造の基礎知識がないと何を言っているのかよくわからないと思う。専門用語ラッシュです。2017/07/20
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- 和書
- 愛犬の健康寿命がのびる本