出版社内容情報
広島を中心とした中国地方8大学の建築系学科生による卒業設計展覧会の作品集。
核兵器が投下された広島という都市で開催されるこの作品展には、「建築が平和のひとつの空間表現である」という意味から「広島平和祈念卒業設計賞」が設けられています。
本作品集では、最優秀賞を筆頭に、優秀賞、特別賞の受賞作品など参加作品を紹介。
作品の紹介ページには、学生による解説、模型や平面図、断面図などを掲載。巻頭では卒業設計を指導した教諭による座談会を取り上げています。
学生たちの作品は、不完全で荒削りながらも、若い才能と志向が伝わってきます。
同じように建築家を目指している若い人たちにとっては、本作品集掲載の解説や模型、設計図が、きっとご自身のアイディア、作品の参考になるでしょう。
目次
最優秀賞(菊地晃平(山口大学)「灰色に染まる街」)
優秀賞(浜本拓幸(広島工業大学)「境界に活きる建築」
森山晴香(広島女学院大学)「stay 過ぎる街から過ごす街へ」)
特別賞(上田寛之(広島工業大学)「小さな町の大きな学校 過疎化地域における教育施設の在り方」
坂本大輔(広島工業大学)「intertwine agritecture‐建築化された農園が創出する風景‐」
青木史晃(近畿大学)「壁に棲まう」
高橋翔太朗(近畿大学)「発見する建築 カタチと隙間が生む集合住宅」 ほか)
参加作品(広島大学;広島工業大学;近畿大学;福山大学;山口大学;広島女学院大学;安田女子大学;広島国際大学)
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