目次
第1章 民俗フットボールの実際(存続する民俗フットボールの分布;存続する民俗フットボールの開催日;存続する民俗フットボールの姿;スコットランドに残存するゲームの特徴;プレイヤーの交流;ゴールの意味の変化―Goaling a ballからScoring a goalへ)
第2章 民俗フットボールの存続と消滅(民俗フットボール存続の努力と消滅の危機;各ゲームの存続・将来に関する言及;民俗フットボールとアソシエイション・フットボールの共存)
第3章 民俗フットボールの変容(民俗フットボールの変容内容;Alnwickのゲームにみる「近代化」の受容;民俗フットボールと近代スポーツの関係性)
第4章 「存続」から学ぶ近代スポーツの今後―民俗フットボール存続の意味(近代スポーツが失ったもの―スポーツの文明化の功罪;スポーツを「支える」役割意識(使命)
スポーツのおもしろさの根源を問う―そもそも点が入らないのがサッカーというスポーツ
改めて民俗フットボールの存続意義を問う―近代スポーツへのアンチテーゼとしての民俗フットボール)
著者等紹介
吉田文久[ヨシダノリヒサ]
1956年生。京都教育大学卒業、筑波大学大学院修了(体育学修士)。名古屋短期大学教授(2000年~2001年には英国エジンバラ大学研究員)を経て、日本福祉大学子ども発達学部教授。専攻は、体育科教育学、スポーツ教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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