出版社内容情報
デイビッド・マイルズ[デイビッド マイルズ]
著・文・その他
ナタリー・フープス[ナタリー フープス]
イラスト
上田勢子[ウエダ セイコ]
翻訳
堀切リエ[ホリキリ リエ]
翻訳
著者等紹介
マイルズ,デイビッド[マイルズ,デイビッド] [Miles,David]
本づくりが仕事で、ブリガム・ヤング大学で経営学専攻をし、学士号を取得。カリフォルニア州に住んでいる
フープス,ナタリー[フープス,ナタリー] [Hoopes,Natalie]
ブリガム・ヤング大学でイラストを専攻し、学士号を取得。現在は絵を描いて、「New Era」、「Friend」、「Liahona」などの雑誌に絵を掲載している。夫とあふれるくらいの本に囲まれて、ユタ州で暮らしている
上田勢子[ウエダセイコ]
1979年より米国カリフォルニア州在住
堀切リエ[ホリキリリエ]
1959年千葉県市川市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
192
本。それは考えれば考えるほど不思議なもの。白い紙に黒い文字が並び、何枚捲っても紙の音しかなく、香りもなく色もない。それなのに人は本を求める。それはなぜだろう。学びたいとき、別世界を知りたいとき、いつでもどこでも物語の世界に迷い込むことができる。安全な場所でドキドキハラハラしながら、冒険することができる。時空を越えて宇宙の果てまでも空想することができる。もし怖くなったら本を閉じればいい。切なさに巡り合えたのなら優しさが身に沁みて、安心して眠れることを幸福に感じるだろう。夢の続きは、きっとあなたのなかにある。2024/10/14
シナモン
115
本が好き。本を読むことが好きっていう気持ちに溢れた一冊でした。夢があってワクワクするような絵も素敵です。綺麗でインパクトある表紙、飾っておきたくなりました。2022/11/14
アキ
112
ほんの良さを再認識させてくれる。やはりアナログなところが魅力です。パスワードもスイッチもないところがいい。背表紙を見ると読んだ時の感情や、読んだ場所まで思い出す。そしてこちらから本を開かなければ、何年でも待っていてくれる控えめな性格も好き。紙の質感を手で味わえるし、新刊の本の匂いも好ましい。うすい文庫本も旅に出るとき荷物にならなくていいけれど、海外にお供してくれたハードカバーの400ページを超える長編小説も忘れがたい。ナタリー・フープスの絵が幻想的で温かい雰囲気でいい感じ。最後に本を抱く男の子が印象的。2022/11/16
☆よいこ
99
絵本。デジタル機器にはない、本(book)の魅力を語るメッセージ絵本。本をよく見ていくと、本は別の世界に繋がる。自分が想像した自分だけの世界に旅立つ。魔法の鍵を手に入れ、本の翼に乗り、森をぬけ川を渡り煌めく草原の向こうに扉を見つける。扉を開けるとたくさんの本や言葉が飛び出してくる▽優しい色使いのファンタジックなイラストに、コラージュされた文字たちが散りばめられた世界観がとても素敵です。本好きにおすすめします。2022.102023/03/20
MI
87
ブックについての絵本。本は開くと物語の扉が開き、いつでもステキな世界に連れて行ってくれる。ワクワクする冒険、悲しい話、楽しい話など。読んでいる間は決して1人ではない。物語は開かれている。読書の良さを分かりやすく書いた絵本。2024/01/21