内容説明
二十四の瞳、いしぶみ、幸福の黄色いハンカチ、モアナ―南海の歓喜、ライムライト、地下水道、雄呂血…シニアからシニアへ、シニアから若者へ。人生を感じられる選りすぐりの百余本を紹介。
目次
1 光り輝く子どもと時代の影
2 人々は立ち上がる―戦争と平和
3 男と女、家族もいろいろ
4 世界は広い―伝承文化と自然美
5 命を輝かせるアートは大事
6 レジスタンス―たとえばワイダ
7 熱中しました―剣と任侠
著者等紹介
名取弘文[ナトリヒロフミ]
1945年東京都荒川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。藤沢市立鵠沼小学校などに小学校教諭として勤務し、途中から家庭科専科となる。2007年退職。退職後は「おもしろ学校理事長」を名乗り各地で出前授業をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コットン
69
1950年代~2000年迄の12人による映画紹介本。"大人の"とあるので初めの方は戦争物や思想物が多く苦手感があったが、見た作品もあり、『幸福の黄色いハンカチ』の役の上で、若者二人(桃井かおりと武田鉄矢)が高倉健のことをおじさんと言っていたが勇作の抗議を受けて勇さんといったらしいが記憶にない。ちょっと変わったところでは『まるでいつもの夜みたいに』というフォークシンガー高田渡の音楽ライブなども紹介されている。紹介作品の中にはもちろん洋画も多く紹介されている。また近作では『パラサイト 半地下の家族』なども…。2021/03/18