出版社内容情報
野菜と人間の歴史は実は深い。私たち人間は、野菜の生存戦略を利用して生き延びてきた。遺伝子を研究し、予防医学に取り組んできた医師が、なぜ私たちは野菜を食べるべきなのかを科学的に解説する。野菜の生存戦略ってなに? 野菜を食べなかったらどうなるの? ベジタリアンになるべき? おススメの食べ方は? などなど、素朴な疑問にお答えする。これを読めば、きっと野菜を見る目が変わるはず!
内容説明
最新の科学で明かす今、野菜を食べるべき理由。
目次
第1章 人類が野菜を食べるべき理由(生き延びた理由は野菜だった?;命運を分けたのは実は食生活 ほか)
第2章 肉と野菜、食べるべきはどっち?(進化のアクセルとなった肉食と、菜食主義の興亡;ウシは草だけで大きな体を維持できるのか? ほか)
第3章 野菜で病気を防ぐ(歴史を左右する植物の成分;秀吉はビタミンB1不足だった ほか)
第4章 おいしい野菜とは?(医学的な知見から作る野菜を使ったレシピ;ビタミンCは茹で汁の中に溶け出す ほか)
第5章 野菜と食の未来について(近い未来に待っている私たちの食の変化とは?;SDGsを体現する究極のエコ農法 ほか)
著者等紹介
一石英一郎[イチイシエイイチロウ]
1965年生まれ。兵庫県出身。医学博士。国際医療福祉大学病院内科学/予防医学センター教授。京都府立医科大学卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻修了。世界の著名ながん研究者が名を連ねる米国癌学会(AACR)の正会員(ActiveMember)。DNAチップ技術を世界でほぼ初めて臨床医学に応用し、論文を発表。人工透析患者の血液の遺伝子レベルでの評価法を開発し、国際特許を取得。長年にわたり、遺伝子の研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国際未病ケア医学研究センター
Cozy