内容説明
中国共産党の「大罪」を許さない。中国人芥川賞作家が覚悟の告発!
目次
プロローグ 新型コロナウイルスの深い闇
1 武漢ウイルスは中国が世界に仕掛けた「戦争」だ
2 私の体験が物語る中国共産党の「非道」
3 五六の民族に五六の不幸
4 強欲な共産党が「世界支配」を目論む
5 中国人へ、覚醒のすすめ
おわりに―「危険だから」と、見て見ぬふりはできない
著者等紹介
楊逸[ヤンイー]
1964年、中国ハルビン生まれ。1987年留学生として来日し、1995年お茶の水女子大学文教育学部卒(地理学専攻)。2007年、『ワンちゃん』(文春文庫)で文學界新人賞受賞。2008年、『時が滲む朝』(文藝春秋)で日本語を母語としない作家として初めて芥川賞を受賞。現在、日本大学芸術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Isamash
30
1964年中国ハルビン生まれの芥川賞作家ヤン・イー日大芸術学部教授による2020年出版著作。新型コロナウイルスは中国の細菌兵器とみる。研究所から漏れ出てしまった可能性は確かに有るとは思うが、証拠は示されていない。文化大革命時の悲惨な一家の体験談(教師だった父母がいきなり極寒の村共同農場で働かされる)は身につまされた。天安門事件時はお茶の水女子大で学んでいたが、事件知り北京に向かったとか。トップは変われど変わらない共産党独裁政治の酷さ・人権軽視・汚職ぶりを書き連ねている。権力争いの激しさは古来からの伝統とか2022/10/03
しんすけ
20
揚逸(ヤン・イー)が張戎(ユン・チアン)に重なることが多い。 希望とは、裏切りが産む失望と同義語でないかと。 また先走ってしまった。 揚逸はコロナ禍を人災と見て記述を進めている。 中国首脳部の面憎しって気持ちが強いからだろう。でも天災も国が機能していれば小さく治まることを、歴史が教えている。 コロナ禍が大きくなってしまったのは、多くの国が正常な機能をしてないのが現実だからだ。 揚逸は天安門事件後に北京に訪れて中国への失望を新たにする。ぼくも天安門事件で中国に対する二度目の失望を持った。そしてぼくの母も。2022/06/25
田中秀哉
2
ここに書かれてある事が事実だとすれば恐ろしいことです。憶測も含まれているとはおもいますが、これからは気をつけてニュースをみるようにしなければ😅2021/01/19
おとう
1
中国に関する本はこれまで結構たくさん読んできた。この本を陰謀論とみるかみないか?微妙だと思っている自分は甘いのかもしれない。2021/01/15
翔平
1
極端な気もするけど、文革、天安門を経験した人には共産党への不信感が刻み込まれる一方で、日本を持ち上げすぎるような。中国の恐ろしさは伝わる。2020/11/09
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