中国、日本侵攻のリアル―自衛隊元最高幹部の警告

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中国、日本侵攻のリアル―自衛隊元最高幹部の警告

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  • サイズ 46判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864107396
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報



岩田清文[イワタキヨフミ]
著・文・その他

内容説明

香港、台湾、次は尖閣奪取!新しい戦い方への変化に追いつけない日本。陸自元トップが初めて明かす、防衛の弱点。本当に機能する防衛力とは。世界の変化にあわせて真に戦える体制を創るため、組織と人に変革を迫る、戦慄の侵略シミュレーション。

目次

第1章 軍事を軽視する国は亡びる(北朝鮮新型ミサイルの脅威;オリンピック・パラリンピックに備えた万全な原発防護態勢 ほか)
第2章 シナリオ1―台湾へのハイブリッド侵攻(なぜシミュレーションが必要か;2020年1月・孤立化のなかの台湾総統選 ほか)
第3章 シナリオ2前編―先島諸島への同時ハイブリッド侵攻(シミュレーションの狙い;2020年1月・日本政府による台湾邦人救出計画 ほか)
第4章 シナリオ2後編―日本政府による対応(1月15~16日・与那国島強制退去と島民選挙;1月17日・戦後初の防衛出動 ほか)
第5章 自衛隊はどうすべきなのか(国民に正確な情報を届ける;平和安全法制と新ガイドライン ほか)

著者等紹介

岩田清文[イワタキヨフミ]
1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

27
☆☆☆☆ 日本の防衛の現状を考えさせられる良著。元自衛隊最高幹部の発言だけあって、生々しい。防衛の盲点を突こうとする中国の脅威、様々な飛翔体で日米に揺さぶりをかける北朝鮮、反日に拍車をかける韓国の文政権。日本を囲む緊迫した情勢は、この書でシミュレートしているシナリオが現実のものとなる恐ろしさを予感させるものとなっている。今は新型コロナウィルスの対応で隠れているが、国防やハイブリッド戦争の脅威について真剣に対応策を考えなければ、とんでもないことになると警鐘を鳴らしている。2020/03/04

Mark

16
うーむ。リアルと言えばリアル、今まさに目の前にある脅威だと思う。PJHQは必須だと思う。2020/02/06

0717

15
チャイナによる軍事侵攻のシナリオ、台湾への侵攻、尖閣諸島を含む先島諸島への侵攻、そして日本政府の対応がシミュレーションされ、では自衛隊はどうあるべきかが提言されている。チャイナ、朝鮮、ロシア等、軍拡を続ける国々に囲まれた我が国は、最早憲法が謳う「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」している場合ではない。超限戦を仕掛けてくる敵に対し、国の守りの体制を柔軟に見直す事が重要だ。2021/09/03

こきん太郎

5
中国の不審船が与那国に故障により着岸して助けるために中国の船が続々と接近してきているが合法である… グレーゾーン事態からの対処シミュレーションを元高級幹部が語り、日本の現状に警鐘を鳴らした。 ITの発展で簡単に情報が得れるようになり、コロナニュースでフェイクニュースが飛び交い、様々な人が惑わされた。見抜くためには「知恵」が必要であり、説得力を与えるには「化学の力」が必要だった。 今後も様々なニュースを見て「何か示唆している」という俯瞰的な視点が必要であり、その為には日頃の国内外情勢の「知識」が必要である。2020/03/21

Jun Masuno

4
元幕僚長が書かれた憂いの作品 昨今の中国、ロシア、韓国、北朝鮮の情勢を受け、どう対応すべきか書かれたもの これからはどんどん自国を優先する、ナショナリズムが進む中、これから自主独立に向け、国防についても考えるべき もちろん食物自給率もそれ以上に大切な話し 右左関係なく、読むべき2020/11/05

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