出版社内容情報
作家・コメンテーター 竹田恒泰氏、河合宿世界史講師 神野正史氏 大絶賛!!主人公は日本!アメリカ、イギリス、ロシアといったクラスメイトを相手に、必殺技が乱れ飛び交う、胸アツ学園バトル、爆誕!40万部超えのベストセラー作家が原作を担当した、感動する!タメになる!日本の歴史マンガ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
63
漫画。帝国学園付属世界高校に入学した「日本」くん。クラスメイトはアメリカ、イギリス、ロシアなど濃い面々。このクラス(世界)で生き残ることはできるのか、日本の波乱万丈な学園生活が始まる。▽しょっぱな「学問に専念したいから鎖国します!」とボッチ宣言した日本に笑。しかし夏休み明け2学期が始まると列強国は植民地支配に乗り出し、クラスの雰囲気は殺伐としたものになっていた。友好とか同盟とか裏切りとか…国の関係性を擬人化して表す。歴史的なキーワードがちょいちょい必殺技名になるの面白い。第2次世界大戦勃発で下巻へ続く。2020/12/11
たまきら
41
細かい部分でつっこみたくなりますが、「働く細胞」と一緒で、必要な言葉や流れを覚えるには大変役立つ一冊です。上巻では鎖国を解かざるを得なくなった日本くんが変貌していき第二次世界大戦に至るまでが描かれています。ドイツ統一のお祝いをヴェルサイユ宮殿でやったとは知りませんでした…娘呆然。2023/09/01
アナクマ
26
世界の近現代史をおちゃらけた学園ドラマに仕立て、日本を主人公にしたマンガとして描く。当然ながら賛否両論、政治性も帯び易いため、コメントの難しい案件です。◉結論を言えば、私は興味深く読めました。まず、歴史の流れが(危険なほど)シンプルに分かり易い。そして各国の状況や思惑、大きな出来事の意味などを、大掴みにすることができます(なので教科書レベルをきちんと理解している人には不要の物件)。◉もちろんこれでわかった気になっては大人としては失格で、左右の言い分も聞き分けながら、歴史理解を深め続ける営みは必須でしょう→2020/01/09
そむたむ
2
さくっと読める。当時の国同士の関係がわかりやすい。ハワイと日本が昔仲良かったと初めて知った。結局はアメリカに取られたちゃったけど、もしハワイが日本だったらと思うと面白いなあ。2020/05/04
Jun
1
「日露戦争の勝利は孫文やネルーに影響を与え、トルコでは子供に東郷(togo)と名をつける人が増え、青年トルコ革命が起きた」「1914年日本はパラオを独から統治権ゲット。1994年米から独立。大丈夫、選挙、客など借用語になっている。国旗は日本に敬意を示したもの」「石原莞爾は陸軍の超エリートで、満州事変を主導、中国軍22万に1万兵で勝利」2020/03/27