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内容説明
著者累計510万部以上人気児童書作家が贈る、小説を読むだけで、文章がうまくなる本。作文、メール、レポートから小説まで、これ1冊で書ける!
目次
第1章 「何を書いていいかわからない」を一瞬で解決する方法(作文の宿題乗りきり編;トレーニング編)
第2章 「うまい文章」をスラスラ書く方法―「表現力がある人」がこっそりやっていること(伝わる文章は、「目」と「耳」と「鼻」と「舌」と「肌」で書く!;気持ちは「記号」にしてから文章にすると、なぜか伝わる;まずたくさん書いて、いいところだけを残す;表現を豊かにするたとえは、連想ゲームでスラスラ出てくる ほか)
第3章 誰でも必ず小説が1冊書ける方法(小説を書くのに必要な「たった1つのこと」って?;好きな映画やドラマの「感動ポイント」を探そう;初めて小説を書くなら、主人公は自分にする;サブキャラは5人まで! ほか)
著者等紹介
はやみねかおる[ハヤミネカオル]
三重県生まれ。小中学生に絶大な人気をほこる児童書作家。小学校教師として、クラスの子供たちを夢中にさせる本を探すうちに、自ら書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
90
話題本。面白い、分かりやすい、この本自体が読みやすい!主人公・健と同じく、文章が上手くなりたかったり小説家を目指したかったりする中高生向けですがわたしは小学生の子どもたちに面白い読書感想文の書き方を教えてあげる目線で読めました。文章術の本って、枠にはめられたり逆に小難しく考えさせられたりしてあまり好きではないんですが(笑)基本があるからこそ個性が出ること、文章化できる周囲の様子に気付くこと、五感で書くこと…超基本的なことかもしれないけど、ダナイと健の会話、そして可愛い挿絵イラストで分かりやすく学べました。2020/05/29
☆よいこ
88
子供向け文章教室。著者は実用書というけれど、物語としても楽しく読めた。▽文岡健(ふみおかたけし)が雨の中であったネコは「マ・ダナイ」と名乗り健に作文の書き方を教えてくれるという。ダナイから出される課題に取り組み、健は文章を書く力をつけていく。巻末に切り離して使えるワークシート付。▽「小説を読むだけで、文章が上手になる本」オビのあおり文は大げさではいかも。朝井リョウ推薦は、作中に「性格とルックスのいい大作家」との言及ありでどっちが先か?(笑)▽読みやすく楽しい。確かにこの通りやれば小説が書けそうな気がする。2020/08/04
いっち
78
作文を書けない中学生に、ネコが文章の書き方を解説する。基礎的な内容なので、小中学生や、文章をほとんど書いてこなかった人におすすめ。見やすいデザインで、読みやすく、さらっと読み終わる。初歩的なことが網羅されている。ただ、何度も読み返すべき本ではない。アマゾンレビューは高いが、本書を手元に置いておく必要はない。通読し、基礎を固めた後は、語彙力を鍛えた方が良さそう。さらに本書で挙げられている『文体練習』や『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』で表現力を磨くべきだと思った。そして、ひたすら書くのみ。2020/11/25
ひこうき雲
54
表現を豊かにするために感受性を上げよう。「ヤバイ」だけじゃヤバイから語彙を増やそう。2020/07/12
ミライ
42
児童書作家の、はやみねかおるさんによる文章教室。作家になりたいけど文章の書けない主人公の健(中学2年生)が、小説家に飼われていたことがあり文章の得意な猫 マ・ダナイから文章の書き方を教わり、最終的には上手な文章が書けるまでに成長していく物語調。物語の中で「うまい文章を書く方法」「誰でも必ず小説が書けるようになる方法」など、はやみねさんが実際に使っているテクニックがわかりやすく解説される。2020/03/11