目次
ソノ不安ヲ解体スル
希望の春は潰えず
わたしたちはもはや裸足ではない
あぁ脱藩
一人の中の悪魔と天使
動乱の夏をまっすぐ生きよう
国会議員とは何者か
では次に、国会とは何か
知られざる日々
初陣は朗らかに
打ち破って、護る
社会には治すべき「癖」がある
暗黒国会を生きる
危機はいるも新しい仮面を付ける
何のために生きるかを考える、それが日本の改憲だ
日本の暗黒を知る
暗黒を超ゆるは明日ならず
不安ノ解体ハ一日ニシテハ成ラズ
著者等紹介
青山繁晴[アオヤマシゲハル]
1952年、神戸市生まれ。慶大文学部中退、早大政経学部卒。共同通信、三菱総研を経て日本初の独立系シンクタンク「独立総合研究所」(独研)社長。文科省参与、総務省消防審議会委員など公職多数を無償で務める。近畿大学経済学部と東京大学教養学部で教鞭も執る。2016年、独研社長を退任し、参院選に当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろき@巨人の肩
73
自らの2024年自民党総裁選出馬でオールドメディアの闇を明かした著者の2016〜17年の連載記事。政治献金を1円も受け取らず、政治資金集めパーティも一切開かず、団体の支持は受けず、後援会を作らず、後援会長を置かず、完全無派閥でありながら、自民党・党員獲得数は2021年度より3年連続1位。オバマ大統領の広島訪問、安倍総理からの出馬要請、週刊文春ペルー事件スキャンダル、日韓合意・尖閣問題など「日本の尊厳と国益を護る会」結成の前段、天皇退位、森本・加計問題、憲法改正、エネルギー安全保障と本書も話題に事欠かない。2024/12/02
hk
17
戦後の日本には不安が充満し続けている。その源泉には「理念の喪失」がある。ここでいう理念とは国民が共有できる目標のことだ。目標がないため、何のために学ぶのか?何のために働くのか?何のために生きるのか?が解らない。だから日本人はつねに焦燥や不安を感じてしまうのだ。本書はこうした日本を覆う焦燥や不安そして倦怠を雲散霧消させるために、日本人の理念を模索している。日本人は一体どこから来たのか?そしてどこに向かおうとしているのか?敗戦によって失われたいわゆる日本人のアイデンティティを再構築する試みである。2019/08/01
今日のホームラン
9
★★★★★ 「澄哲録片片」2016.6から2017.7 今回は議員に立候補した経緯から自由民主党の議員として朝の部会や国会での代表質問の様子まで青山さんのただ国益の為に邁進する奮闘記が盛り沢山。 何の為に国会議員になったか・・ 自分を顧みず、ただ国益の為に尽力される姿、生き方に感動する。 今回も青山さんの大変貴重な話や分析が盛り沢山。 よくわからなかった福島の原発の事故の件も詳しく聞けて良かった。 「党利党略のためでなく、ただ国益のために・・」から始まる代表質問が格好いい。2019/12/09
dai267712
5
青山議員の苦悩が綴られた魂の一冊!国会という闇がわかりやすく記されている名著だと思う。メディアで語ってる以上に国会議員という仕事の大変さが生々しく描かれていて、考えさせられる一冊です。是非、読んで欲しい一冊ですね。2019/11/21
人工知能
5
新聞とかもここまで生の声に基づいた分析がなされるのであれば買うんだけどな、と思いながら読んだ。今度久々に講演会に参加するのが楽しみ。野党とワイドショーなどでの視聴率がとりたいテレビ局が結託してモリカケを煽っていた事など、世の中は闇が深いなあと改めて感じた。真のジャーナリズムが日本にはもっと必要。2019/10/28