内容説明
収入を増やしたいすべての人へ。DVと貧困から抜け出しトップ翻訳家に上り詰めた驚愕の実体験と、徹底インタビューによって体系化した綺麗ごとなしでお金を稼ぐ25の方法。
目次
1章 基本スキル編
2章 DV家庭脱出編
3章 職選び編
4章 語学力アップ編
5章 未来予測編
6章 トラウマ脱出編
7章 稼ぎ続ける人の習慣編
著者等紹介
タカ大丸[タカダイマル]
英語同時通訳・スペイン語翻訳者のポリグロット(多言語話者)。1979年福岡県生まれ岡山市育ち、最下層の貧困母子家庭にて少年時代を送る。中学時代から4年間新聞配達を続け、高校時代から米国留学を志し独学で英語の勉強を始める。高校卒業後肉体労働で資金をため2000年1月に米国ニューヨーク州立大学ポツダム校に入学、政治学を専攻し、イスラエルのテル・アヴィヴ大学でも交換留学で学ぶ。卒業後は様々な職業を経験後、翻訳者として自ら発掘した海外書籍を刊行しベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
86
まず、序文の「本当にハングリーな人間は夢を見ることすらできない」が重い。「一つだけの収入に頼るな」は今だからこそ、至極、納得。そして「身なりを整える大切さ」に某ミステリーでの父の教えが蘇る。しかし、DV父親の話は胸糞悪すぎる・・・。因みにこの本を読んでいる時に父親から揶揄されたが、父よ、言ったことは的外れだ。何故なら、私がこの本を読んだのはトラウマ脱出編の「「許さなくていいこと」を知ること」とその後の対策を読みたかったからだ!ざまあみろ!やはり、知識を存分に使う事と支えてくれる人がいて、慰謝料は大切なのだ2019/05/18
harass
72
レビュで気になり借りる。翻訳家である著者は実父のDVと彼のもたらした貧困に苦しみつつも、人並み以上の収入を得ることになったという。実体験と関係者にインタビューし、底辺、貧困状態からの脱却の方法を綺麗事抜きで詳しく解説。語学は役に立つといいながらも、出版翻訳の仕事は割に合わないという著者は正直。野球やサッカーや棋士などの人気職業のスポーツよりも、未経験者でも弟子入りが可能な唯一のプロスポーツである相撲は狙い目であるという。衣食住無料なのだと。また著者の高い向上心にいろいろ感化された面白い本。おすすめ。2019/05/25
るっぴ
31
貧困から脱出するマニュアル。読んでみて、なるほどって思える事多々有り。やっぱり、相撲が手っ取り早く食えるんだ、流石国技。「最後は執念だ」に納得。私の技術力に、もっともっと付加価値を付けていかねば。でも、現在、心が病んでる。2019/01/29
marumo
27
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」訳者。ご本人も貧困家庭で父親の暴力にさらされて育ったそうで、建前抜きの脱出マニュアル。有望な職種として相撲が挙げられていて驚きましたが、読んでみるとなるほど!と。十両までは衣食住フリー、なれれば月収100万、腕立て10回できないような子も入門するそうで、チャンスはかなり高そうです。また、酷い親を許せないことを悩むな、許すか許さないかは自分が決めること‥は実感なのでしょう。生んでくれたのだからという他人の説教をバッサリ。許せないことへの罪悪感って重いからな。わかるわ。2019/01/17
読書ニスタ
24
社畜からの脱却が小生のテーマなので、手に取った一冊だが、まあ、面白い。 相撲部屋が、食える仕事のくだりでは、貧困層に優しい職場と知り、今、評判の悪い相撲に一気に愛着すら感じた。 私も読んだことのある自己啓発本を見事に使い切って成功した著者には、激しい嫉妬すら感じる。悔しい〜。 爆発的に面白いので、みんなに勧めるだけじゃなく、買って配りたです。 まずは70歳以上のメンター探します。2019/01/15