出版社内容情報
混迷の世の中でどう生き抜いていけばいいのか!その答えが書かれた「青山流哲学書」です。青山氏ならではの国家規模の裏情報・特ダネも書かれてます。秘蔵写真も多数掲載。
内容説明
壊れた世界でいま、われら日本国民、ど真ん中を生きるには何が支えなのか。伝説の人気連載、ついに書籍化!
目次
にほんの哲学を世界にそっと送り出すとき
ぼくらの祖国に、たった今、必要なもの
動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し
天皇陛下の語られる勅語をめぐって
祖国の沖縄
沖縄から世界へ 日本の出番
女と男、変化をいかに生きるか
ぼくらの目的地はどこにある
祖国の沖縄 ふたたび
響き合う世界
著者等紹介
青山繁晴[アオヤマシゲハル]
1952年、神戸市生まれ。慶大文学部中退、早大政経学部卒。共同通信、三菱総研を経て日本初の独立系シンクタンク「独立総合研究所」(独研)社長。文科省参与、総務省消防審議会委員など公職多数を無償で務める。近畿大学経済学部と東京大学教養学部で教鞭も執る。2016年、独研社長を退任し、参院選に当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
95
青山さんの言う「ぼくらの哲学」とは何か、考えながら読む。そして「日本人である自分」と真摯に向き合うことだと思った。葉隠の「武士道とは死ぬことと見つけたり」とは「他人のために生きろ」ということ。他人とは家族であり、日本の子々孫々であり、世界中の人類。まずは祖国に誇りを持ち身近な存在を大切にすることがスタート。一方で、現代の日本は、国内外に蔓延る敗戦利権もあり、70余年間、真の独立を果たせていない。インドのチャンドラ・ボース大学構想、沖縄の白梅学徒隊と天皇皇后両陛下との面会など、行動し続ける青山さんは凄い。2022/12/27
馨
70
沖縄と沖縄戦メイン。日本人なのに自国メディアや戦後教育にて誤情報を植え付けられていることがわかります。私も大人になってから勉強し「沖縄戦では沢山の特攻機や戦艦大和、兵士が沖縄を守るために死んでいったのになぜ本土と考え方に差があるのか?」と思っており、青山さんの言葉で納得。武士道(誰か大切な人のために死ぬこと=生きること)精神も敗戦で失い、米国が作った憲法にも疑問を抱かず順応性の高い人種と言えば聞こえが良いが、世界情勢を鑑みるとこのままではいけないですよね。一人一人がこの哲学を我が物にしないとです。2017/02/05
それいゆ
62
哲学なので、どんな難しい話かと思って読みましたが、沖縄の話でした。ひめゆり学徒隊以外にも8つの学徒隊が存在したことを始めて知りました。白梅の塔に天皇皇后両陛下が行幸することが決まっていたのに、県庁幹部の妨害で潰れたこと、仲井真知事はまともな人で、翁長知事こそ売国奴だということもよく分かりました。青山さんの著書からは、世の中では隠されている部分を知ることができ、わが国を護ることの本質が分かります。今後の大きな課題として、北朝鮮拉致被害者の奪還があります。広くその方法を発信していただきたいと期待しています。2017/03/27
R
42
著者の哲学を語った本でした。日本についての思うところ、とりわけ沖縄についての論述があり、白梅の塔の発掘発見や、天皇陛下の沖縄行幸のエピソード、沖縄県知事という座についてなど読み応えある内容でした。沖縄については、本当に考えさせられる部分が多くて、一隅からの意見だと感じつつも、この向こうに回る勢力もまた、強い思想を持っていると思えば、どれが正しいとか平行線のまま、ずっとこの状態が続くのではないかと悲しくなってしまった。沖縄とはもはや、そういう土地なのだろうか。2019/08/27
かおりんご
30
うーんうーん、沖縄の話はいいのだけれど、想像して書いている部分もない?とちょっと疑問に思う部分もあり。沖縄県民も知らないと書かれていましたが、白梅は行ったことがあります。青山さんの話を読む前からなぜか知っていて、昨年の冬の旅行の戦地巡りで訪れました。ひめゆりよりも、そのまんま感があり、地上戦が繰り広げられたことに思いを馳せるなら、白梅がおすすめ。ひめゆりはかなり観光地化されていますから。さらに、ここには出ていませんでしたが、陸軍病院後のガマもその当時にままっぽいです。2017/09/04
-
- 和書
- 起業家のように考える。