内容説明
「困った時の神頼み」は、とても有効な手段です。どんな時にどの神さまが頼りになるか。楽しく実用的な日本の神さまガイド。
目次
第1章 人生全般に関するご相談
第2章 恋愛と結婚に関するご相談
第3章 家庭生活に関するご相談
第4章 子作りと子育てに関するご相談
第5章 仕事に関するご相談
第6章 生活に関するもろもろの悩み
著者等紹介
吉田さらさ[ヨシダサラサ]
寺と神社の旅研究家。早稲田大学第一文学部卒。早稲田大学エクステンションセンターなどで講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chatnoir
8
絵はかわいらしいけど、まじめな本ではないし、子供の読む本でもなさそう。悩みもお答えも下世話なものが多い。神様のおおざっぱな説明と、どこに祭られているのかは興味深い。イワノヒメの夫、仁徳天皇の愛人クロヒメ様のページは面白かった。愛人人生を貫くなら、複数の予備を用意すること!も、ヤマトトトヒモモソヒメの男性の秘密は深く探らないこと!も、深いです...本当に深いです(笑)2016/07/28
もりけい
8
お悩み別にどの神様に相談したらよいのか、その神様のバックボーンがこうだら御利益があると書かれているので納得度も高く、加えてどこの神社に行けばよいのかも書いてあり、即効性も高く教養としても面白い。2016/06/19
みっちぃ
6
「神様の御用人10」を読んだ勢いで読みました。私だったら、どの神様に相談する? うーーーん。子供の頃、皆で遊んだり、お願い事をしに行ったりした神社は、所謂「村の鎮守の神様」的な八幡様だった。今住んでる地区なら、主祭神は須佐之男命。 この本を読んで……やっぱり、塩じい「塩土老翁神」かな。導きの神様。それでも、悩んだ先の道を決めるのは自分だけど。やっぱり塩竈様行かないとね。2021/04/15
りん
1
ゆる~い感じで楽しめた本。「愛人にしたい古事記の登場人物」のクロヒメ様のお言葉はめっちゃ笑えました。 神様って人間以上に人間ぽい。2018/09/14
ちえっさ
1
古事記、日本書紀に登場する八百万の神々が女性の人生にありがちな仕事や恋愛、はたまた子作りや子育ての相談にまで一問一答方式でお告げをくださり相談に応じてくれるという内容。回答してくれる神様自身がその問題に直面した経験があったり、その事象を司っていたりするのでなんとも説得力がある。また、その神様がお祀りされているお宮を具体的に紹介しているので足さえ運べばお目通りも叶うというもの。イラストがとても可愛らしいのでパラパラと眺めているだけでも悩みが軽くなったり自信がモテそうな気になるし、手元に置いておこうかな。2017/06/24