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内容説明
視覚障害のクライミング世界チャンピオンが呟く。くじけそうになる心と闘いながらも毎日を生きることと明日への希望を失わない。チカラとユーモアにみちた言葉の数々。
目次
序章 見えないトンネルの中で(いま見えているのは、ぼんやりとした光だけ;失明するって、俺が? ほか)
第1章 見えない壁の前で(「大事なことは、あなたがどうやって生きていきたいか」;目は不自由でも、気持ちは自由だ ほか)
第2章 見えない壁を登りながら(ガンバ、俺;やり方はひとつじゃない ほか)
第3章 見えない壁のむこうに(「結ばれることで、自由になれる」;身長も年齢も障害も関係ない ほか)
著者等紹介
小林幸一郎[コバヤシコウイチロウ]
1968年東京生まれ。16歳でフリークライミングに出会う。大学卒業後は旅行会社、アウトドア衣料品販売会社などで勤務。28歳で進行性の眼病が発覚し、33歳で独立。2005年37歳のときに、NPO法人モンキーマジックを設立し代表理事に就任。NPO法人モンキーマジックは、視覚障害者のフリークライミング普及を目的に活動を開始し、現在ではその普及を通じユニバーサルな社会の実現を目指してさまざまな活動を行っており、2015年で、設立10周年を迎える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
majiro
6
こちらは、SNSの投稿が中心。当然のことながら、すごくリアル。悩んでいる人だからこそ、その先の一歩に、勇気付けられる。2015/12/12
KAORU SUZUKI
5
NPOモンキーマジック代表の小林さんの著書。目が見えなくても見えてもフリークライミングを!モンキーマジックのマンデーマジックに伺いたくなりました。2016/04/05
ろこぽん
3
モンキーマジック代表コバさんは、クライミングを楽しんでいる人の中では有名人。ジムでもモンキーマジックのTシャツを着てる人たくさんいます。すごくリアルな胸のうちを書かれていて、コバさんの現状を知り、辛くなったり勇気をもらったり。。。「将来目が見えなくなる。」なんて宣告されたら、どんなに不安だったか計り知れない。これからもいろんなことにチャレンジして、コバさんにしか見えないものを見てほしいです。応援してます!2024/03/21
ハリネズミ
1
普通の生活をしていた筆者は28歳の時に将来盲目になる可能性が高いと診断される。診断後進んでいく視力低下に焦りと不安を感じるが全盲でもエベレストなど登頂しているエリックを知ったことによりできないことよりできることに目を向けるように。一人で電車はもちろん海外旅行にも行っちゃう。道に迷ったり、白棒を折られたり困ることも多いが、見えても見えなくても同じ。行動に不安を感じるより行動出来なくなることに不安を感じるように。どんな状況でもできる事はある2019/07/21
やすなり
1
見えなくなって見えてきたものは、人間見えてても見えてなくても同じだということ。2019/01/07