出版社内容情報
米軍関係者、佐藤正久、佐藤優が解説する、日本人のための軍事インテリジェンス入門
<目次より>
序章 なぜ、軍事学だけ抜けたままなのか?(飯柴智亮・元米陸軍大尉に聞く)
第一章 国家戦略の基本とは (同上)
第二章 日本に外交戦略はあるか (元外務省主任分析官・佐藤優氏に聞く)
第三章 空軍戦略と「基本の7条」 (内山進・米空軍中佐に聞く)
第四章 海上自衛隊戦略と「防衛三線」(北村淳・米シンクタンク海軍戦略アドバイザーに聞く)
第五章 海自作戦編―米海軍は空母・海兵隊を出さない (同上)
第六章 自衛隊戦術編 (同上)
第七章 陸上自衛隊戦略とトランスフォーメーション (飯柴元大尉)
第八章 基本は外交、背後に剣 (佐藤正久参議院議員に聞く)
終章 「普通になれない国」の政治の闇 (飯柴元大尉+佐藤優氏)
聞き手・小峯隆生(週刊プレイボーイ記者・筑波大学非常勤講師)
目次
序章 なぜ、軍事学だけ抜けたままなのか?
第1章 国家戦略の基本とは
第2章 日本に外交戦略はあるか
第3章 空軍戦略と「基本の7条」
第4章 海上自衛隊戦略と「防衛三線」
第5章 海自作戦編―米海軍は空母・海兵隊を出さない
第6章 自衛隊戦術編
第7章 陸上自衛隊戦略とトランスフォーメーション
第8章 基本は外交、背後に剣
終章 「普通になれない国」の政治の闇
著者等紹介
飯柴智亮[イイシバトモアキ]
1973年東京都生まれ。元アメリカ陸軍大尉、軍事コンサルタント。16歳で渡豪、米軍に入隊するため19歳で渡米。北ミシガン州立大に入学し、学内にて士官候補生コースの訓練を修了。1999年に永住権を得て米陸軍入隊。精鋭部隊として名高い第82空挺師団に所属し、2002年よりアフガニスタンにおける「不朽の自由作戦」に参加。“世界で最も危険な場所”と形容されるコナール州でタリバン掃討作戦に従事。03年、米国市民権を取得して04年に少尉に任官。06年中尉、08年大尉に昇進。S2情報担当将校として活躍。日米合同演習では連絡将校として自衛隊との折衝にあたる。09年除隊。現在、軍事アドバイザーとして各方面で活躍中
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家。同志社大学神学部卒、同大学大学院神学研究科博士課程前期修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、外務本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として活躍したが、2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕される。2009年最高裁で上告棄却、執行猶予付き有罪が確定し、外務省の職を失う。釈放中から精力的な執筆活動に取り組み、デビュー作『国家の罠』(新潮文庫)で毎日出版文化賞特別賞、『自壊する帝国』(新潮文庫)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
内山進[ウチヤマススム]
1963年東京都生まれ。アメリカ空軍予備役中佐。アメリカ空軍指揮幕僚大学(Air Command and Staff College)卒業、ガバナー州立大学で分析化学修士号修得、ミズーリ州立大学で化学学士号修得。アメリカ空軍に11年、アメリカ陸軍に10年間所属。アフガニスタンに1回とイラクに3回、任務のため派兵。2006年から2010年まで横田基地に勤務し、空自と陸自とのコミュニケーションを深める。2000年キーンスワードならびに2009年キーンエッジの日米合同演習に参加
北村淳[キタムラジュン]
東京都生まれ。軍事社会学者、米シンクタンク海軍戦略アドバイザー。東京学芸大学教育学部卒業。警視庁公安部勤務後、1989年に北米に渡る。ハワイ大学ならびにブリティッシュ・コロンビア大学で助手・講師等を務め、戦争発生メカニズムの研究によってブリティッシュ・コロンビア大学で政治社会学博士号を取得。専攻は軍事社会学ならびに国家論。軍隊の内部でフィールドリサーチを行う数少ない日本人。シアトル在住
佐藤正久[サトウマサヒサ]
1960年福島県生まれ。参議院議員、自民党国防部会長。防衛大学校(27期・応用物理)卒。第4普通科連隊(帯広)、外務省アジア局出向、第5普通科連隊中隊長(青森)、国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長、米陸軍指揮幕僚大学卒(カンザス州)、東北方面総監部防衛部(仙台)、イラク先遣隊長、復興業務支援初代隊長、第7普通科連隊長兼福知山駐屯地司令を経て、2007年参議院議員(全国比例区)に当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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