出版社内容情報
治療費&葬儀は、オール0円で済む!?
内容説明
人生最後は黒字決算!突然、夫が「がん」を宣告された!その日から、妻の記録は始まった―。闘病や人生の締めくくりには一体、いくら必要なのか?がん保険は必要ない?お葬式を格安で済ませる方法とは?人には聞きづらい諸問題をつまびらかにする、お金と愛の終活ドキュメント。
目次
1章 がん発病
2章 大きな分かれ道に立った
3章 自宅療養と再発
4章 人生最期の居場所
5章 直葬の準備
6章 死別の前後
7章 黒字でだせた葬儀
最終章 がん闘病404日黒字決算の理由
巻末資料(高額療養費;傷病手当金)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かめぴ
9
社労士が書いた直葬案内の終活本、小説形式で非常に分かりやすい。ぽっくり逝きたいと思っていたが、確かにきちんとしとかないと後が大変だしな…と終活を視野に入れる。著者プロフィールで笑う。こんなのアリ?2018/03/27
絵具巻
6
文京区立根津図書館で借りました。2015/11/03
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
6
士業って何をどう相談すればいいのかわからないとこありますけど、こうも助けてくれるのか、と目からウロコ。ほんま、知ってると知ってないでは天と地の差がありますね。これはおススメです。2014/11/05
T坊主
4
1)読書メーターのおかげでこの本に出合えた。後何年活かしていただけるのか、又どのようにこの世と別れていくのか知りませんが、知っていないと経済的に損な事がよく分かったた。2)ピンコロを目標にしていますが、それだけは何とも分かりませんが、延命措置はしない、直葬の考えに大いに賛成でそうしようと考えている。4)戒名や墓に何の意義があるのかと疑問を抱いている。お布施の額によって戒名の位が違う?なぜ?それは金持ちの優越感?墓参りは行っていますが、私は毎日読経をしていますが、それでよいと思っているのですが。心の問題だ。2015/04/26
asiam61
2
人が最も不安に思うであろう「癌になったらどうするか」「死んだら幾らかかるか」という問題について予習できる本。病院や葬儀社への対応に加えて、公的医療制度を熟知する社会保険労務士ならでは金銭面の丁寧な説明が分かりやすい。身内の葬儀に際して知識を欠いていたばかりに、専門家(?)たちに翻弄された経験を持つ私には、とても有意義な一冊だった。まさに、知識は力なり。2019/03/24