出版社内容情報
武豊さん大推薦!!
内容説明
2013年キズナ、2014年ワンアンドオンリーでダービー連覇!素人がゼロから始めた牧場が、なぜこれほど強いのか。稀代のホースマンが初めて明かす、馬づくりと人生論のすべて!
目次
第1章 ゼロから牧場をつくる
第2章 「北の生産拠点」ノースヒルズ
第3章 「美しい前線基地」大山ヒルズ
第4章 優駿たち
第5章 ダービー連覇
第6章 「世界で戦うために」ホースマンとして
著者等紹介
前田幸治[マエダコウジ]
1949年奈良県生まれ。「アイテック株式会社」代表取締役。34歳で馬主となり、84年に北海道新冠に「有限会社マエコウファーム」(09年より株式会社ノースヒルズ)を開設。これまでにファレノプシス(98年桜花賞など)、ノーリーズン(02年皐月賞)、ヘヴンリーロマンス(05年天皇賞・秋)、トランセンド(10、11年JCダートなど)、ビートブラック(12年天皇賞・春)、キズナ(13年日本ダービー)、ワンアンドオンリー(14年日本ダービー)らの名馬を世に送り出した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anken99
10
一気読み。大変面白かった。キズナ、ワンアンドオンリーでダービーを連覇した前田オーナーの著作。社台系という巨星とは対極に位置するのは、誇り高きホースマンである。人、馬を大切にする姿勢は感銘すら覚えた。これからはそのあたりも気にしてしまうこと間違いない。買おう。2018/04/26
lop
10
オーナーブリーダーの本なので、生産者としての視点もあり、面白かった。 なんか競馬は庶民の賭け事みたいなイメージを持ってましたが、馬主とか生産者とかだと高尚に感じます。 この著者は馬だけでなく、働く人たちのことも考えているので素晴らしい。 いい経験つめそうだし、働き甲斐ありそう。 しかし収支については書いてないのですが、競馬だけだと赤字なのでしょうか。。。2017/06/19
たこやき
10
国内有数のオーナーブリーダーであるノースヒルズ創業者である著者が、その馬作りの取り組みなどを綴った書。「こうしています」「こうしています」と書かれていて、まぁ……「そうなんですか」という感じ(笑) いや、別に間違っているとかそういうことはなく、正しいと思うのだけど……それ以上の感想もない。ただ、ある方法が成功するとすぐに他もついづいする。すると、社台のような大きな資産も施設もない自分達は負けてしまう。だから、常に新しいことを……。ある調教師も似たようなことを言っていたし、これは間違いのない事実なんだろうな2015/03/26
スプリント
9
キズナ、ワンアンドオンリーでダービー連覇を果たしたノースヒルズ創設者の方が書かれています。設立から現在までの道のりや競馬哲学などがよくわかります。夜間放牧を取り入れたり、凱旋門賞の結果を受けて大山ヒルズ設備を改良したりと新しい取り組みを積極的に進める手腕は参考になります。2015/02/26
★カイト★
7
2013年、14年とキズナとワンアンドオンリーで日本ダービー連覇という偉業を成し遂げた今最も勢いのあるオーナーブリーダーであるチームノースヒルズ。その代表である前田幸治氏が書いたダービー連覇に至るまでの数々の失敗と少しの成功を成し遂げるまでの努力と挑戦を描いた本書。正にチャレンジングスピリットの塊で構成されていてあらゆる面で気を使いプロに学べるところは学び任せるところは任せるといった信頼関係が出来ていてより良い強く逞しい馬づくりを実行している。日進月歩の競馬界で日々努力を続けていっているのは→2015/04/15