出版社内容情報
伝説の雑誌『話の特集』元編集長がはじめて明かす大作家・文化人の仰天エピソード。天衣無縫な行状を軽妙に描く空前絶後の一冊!
1 始まりは遊びだった
2 好色タイプ、助兵衛タイプ
3 五木寛之との十年間
4 小沢昭一的生涯
5 永六輔との「貸し」「借り」半世紀
6 岩城宏之、恋するマエストロ
7 野坂昭如の弁明
8 色川武大はなぜ死んだか
9 無頼作家たちの記憶
10 山口瞳と「文壇」の終焉
11 川端康成、「光る目」の内側
12 三島由紀夫、最後のメッセージ
13 松本清張の交渉術
14「目利き」吉行淳之介と女たち
15 大江健三郎の世渡り
16 瀬戸内寂聴、無尽蔵のエロス
17 五木寛之への手紙
終章「中年御三家」の見果てぬ夢
目次
始まりは遊びだった
好色タイプ、助兵衛タイプ
五木寛之との十年間
小沢昭一的生涯
永六輔と私の「貸し」「借り」半世紀
岩城宏之、恋するマエストロ
野坂昭如の弁明
色川武大はなぜ死んだか
無頼作家たちの記憶
山口瞳と「文壇」の終焉〔ほか〕
著者等紹介
矢崎泰久[ヤザキヤスヒサ]
1933年、東京に生まれる。早稲田大学中退。1965年、『話の特集』を創刊し、1995年まで30年にわたり編集長と社主を兼務。映画、テレビ、ステージのプロデューサーとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうちゃ
8
とっくに時効を過ぎた、体の良い暴露本という感じなので、斜め読みにて読了。2013/12/21
asobi
1
金に困ったから暴露本を書いたと言う動機は別にして、作家の裏話や世相の裏の出来事がわかるのは価値がある。訴えられてもいいからみんな暴露本をかきなさい。作家はスキャンダルを含めて、人生が作品なんだからかまわない。もう書かないって書いているが、だれかお金をあげて続きを書かせてもらいたい。あまり時間はないとおもう。それにしても記憶が明晰で文才はさすがだ。愚痴を含めて、昭和の名物編集者(というよりプロデューサー)ではあった。2015/09/14
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