出版社内容情報
AKBぱるる、イチオシ! 全国コンクール金賞という無茶な目標をぶち上げた弱小吹奏楽部を舞台にした、笑って泣ける青春小説!
【著者紹介】
慶応大学文学部卒。公益法人勤務、進学塾講師、信用金庫営業マン、飲食店経営、トラック運転手、週刊誌記者などに従事。著書に「銀行員だった父と偽装請負だった僕」(ダイヤモンド社)など。
内容説明
お気楽弱小吹奏楽部に新しくやってきた変人顧問“ミタセン”。超個性的なメンバー揃いのダメダメ吹部を立て直し、1年で全国大会出場、なんて豪語してるけど…そんなの無理に決まってるってば!全国500万人の吹奏楽ファンに贈る、心が元気になる青春ノベル。
著者等紹介
赤澤竜也[アカザワタツヤ]
慶応大学文学部卒。公益法人勤務、進学塾講師、信用金庫営業マン、飲食店経営、トラック運転手、週刊誌記者などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
107
全く予想通りの決着だがそれもまた良し。文庫は加筆・修正があるようなのでそのうち確認します。2018/01/22
ゆみねこ
64
こういう青春真っ盛り、部活成長ものは本当に面白い!ミタセンというぶっ飛んだ顧問がやって来て、廃部寸前の吹部を立て直す。八王子や府中、人見記念ホールなど、知っている場所がたくさん出て来て楽しく読めました。2015/01/30
七色一味
63
読破。『響け!~』以来「吹部」づいていて、これもズバリタイトルで借りてきた本です。顧問の設定があまりにファンタジーで引いたけど、その部分はそういうものとして(^O^;)そこそこ面白くはあったんですが、もうちょっと心理面を抉ってくると良くなったんではないかと。ちょっと浅い感じと、バタバタ落ち着かなかった印象です。2015/09/13
里季
52
吹部あるある。*吹部は体育会系である。入部したての練習はひたすらランニングと腹筋。*3連符は「トマトトマト・・・」で練習。*夏の高校野球応援、自分の体よりも楽器を灼熱の太陽から守る。(タオルは自分にかけるのではなく楽器にかける)*スーザを使って応援、チューバ担当者の目立つ時。スーザ回しをここぞとやる。*冬は唇が楽器に張り付いて酷いことになる。青春はよろしいなあ。コンクールの空気が懐かしいなあ。2014/02/14
チヒロール
46
文章構成や展開にやや物足りなさを感じたが、部活ものはやはり楽しい。音楽好きの方はワクワクするお話です。ミタセンこと三田村先生は人には興味ないけど音楽の情熱、指導力はズバ抜けてて、全国コンクールまで導くのはすごい!やる気がなかったり、自信のなかった生徒がミタセンワールドにハマり、音楽を昇華させていく姿は気持ちいい。ミタセンの数々の名言も心洗われます。私も中学時代、ブラバンで木管楽器やってたので、当時の合奏やパート練習や、コンクールの緊張感など思い出し、あぁ、分かるなぁこの気持ちと。やっぱり、音楽いいな。2014/07/07