ポピュラーサイエンス
ウイルス・プラネット

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864102322
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C0098

出版社内容情報

インフルエンザが毎年流行するのはなぜ? 人間のDNAはウイルスが入り込んで作られた?――知っておきたいウイルスの話!

プロローグ 「感染力をもつ生きた液」タバコモザイクウイルス
1章 「ただならぬかぜ」ライノウイルス
2章 「天の星々のしわざ!?」インフルエンザウイルス
3章 「角の生えたウサギ」ヒトパピローマウイルス
4章 「敵の敵」バクテリオファージ
5章 「ウイルスに充ち満ちた海」海洋ウイルス
6章 「ゲノムにひそむ寄生者」内在性レトロウイルス
7章 「新たな病魔の出現」ヒト免疫不全ウイルス
8章 「目指すは自由の国アメリカ」 ウェストナイルウイルス
9章 「新興感染症の予測」 SARSウイルス、エボラウイルス
10章 「長いお別れ」天然痘ウイルス
エピローグ 「冷却塔のエイリアン」ミミウイルス

内容説明

最悪の敵か、最強の味方か。地球は、ほぼアイツら(ウイルス)でできている。知っていそうで知らなかった、驚きエピソードの数々。

目次

PROLOGUE 「感染力をもつ生きた液」タバコモザイクウイルス
1 いにしえからの道づれ 古顔のウイルス(「ただならぬかぜ」ライノウイルス;「天の星々のしわざ!?」インフルエンザウイルス ほか)
2 どこにでもいるアイツ あなたの隣(や中)にいるウイルス(「敵の敵」バクテリオファージ;「ウイルスに充ち満ちた海」海洋ウイルス ほか)
3 末永くよろしく?新入りウイルス(「新たな病魔の出現」ヒト免疫不全ウイルス;「目指すは自由の国アメリカ!」ウェストナイルウイルス ほか)
EPILOGUE 「冷却塔のエイリアン」ミミウイルス

著者等紹介

ジンマー,カール[ジンマー,カール][Zimmer,Carl]
アメリカで最も人気があるサイエンスライターのひとり。イェール大学で講師として自然環境などについて教える傍ら、多数の記事やエッセイを「ニューヨークタイムズ」紙や「タイム」「サイエンス」「ナショナル・ジオグラフィック」各誌に寄稿。優れた科学読み物を集めて毎年出版される「ザ・ベスト・アメリカン・サイエンス・ライティング」シリーズにも掲載されている

今西康子[イマニシヤスコ]
神奈川県生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

★YUKA★

37
あまり詳しくは書かれていない、入門書という感じ。もう少し踏み込んだ内容かと思ってたので若干物足りなさを感じましたが、読みやすく面白かったです。 2017/08/25

まさ

28
10年近く前に執筆されたものなのだけど、久しぶりに開いてみました。ウィルス入門書だけど、いまでも私には十分。もちろん、研究が進み新しい情報に書き換えられるべきものもあるのだろうけど。――ウィルスの伝播を遅らせることができるのは手洗い。必要のない抗生物質の過剰な処方は社会全体を聴きに陥れることにもなりかねない。――ウィルスとうまくつきあっていきたいものです。2020/02/25

こぽぞう☆

18
図書館本。私が某大学の微生物学教室でウイルスの研究をしていたのはん10年前。その後の知見が多く書かれていて興味深かった。とはいえウイルスと人類の歴史、研究の歴史も書かれているので、一般にもとてもわかりやすいと思う。2018/03/14

羊山羊

14
某千夜千冊で知った本。ウィルスのめくるめく世界にぐいぐい引っ張られる面白さ抜群の啓蒙書。ウィルスは食塩粒一個の幅に一千個並ぶといった例えから増殖の仕組み、色んなウィルスの紹介など、分かりやすく想像しやすい例えが知見をどんどん深めてくれる。今流行りのコロナウィルスと最初の章は特に興味深かった。ウィルスの凄まじさを教えてくれる傑作啓蒙書。オススメ。2020/06/06

あび

12
ウイルスは生物なのか無生物なのか未だに決着はつかない。また、我々を破壊する存在でありながらも、逆に守ってるくれるモノもいる。いつから彼らは誕生したのか謎の多い世界である。2017/05/30

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