演劇最強論―反復とパッチワークの漂流者たち

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864102063
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0076

出版社内容情報

気鋭の若手から人気のベテランまで――いまの演劇の最前線を紹介する現代演劇書の決定版!

内容説明

“いま”の演劇の最前線を紹介する現代演劇書の決定版!そのほか、カラー舞台写真多数収録、小劇場作家リスト、演劇人BOOK・MOVIE・MUSICアンケート「Backyard」、論考、コラムなど。

目次

舞台写真集
最強の誕生(徳永京子)
Concept Talk(徳永京子×藤原ちから)
小劇場作家リスト
インタビュー・藤田貴大(マームとジプシー)
インタビュー・三浦直之(ロロ)
インタビュー・柴幸男(ままごと)
インタビュー・神里雄大(岡崎藝術座)
インタビュー・篠田千明(ex.快快)
ショートショート・ダメな芝居を観たあとで1 神の死と復活のあいだにある散歩―落胆が過去になるまで歩け〔ほか〕

著者等紹介

徳永京子[トクナガキョウコ]
1962年、東京都生まれ。演劇ジャーナリスト。小劇場から大劇場まで幅広く足を運び、朝日新聞劇評のほか、「シアターガイド」などの演劇誌、web媒体、公演パンフレットを中心に原稿を執筆。東京芸術劇場運営委員および企画選考委員

藤原ちから[フジワラチカラ]
1977年、高知市生まれ。編集者、フリーランサー。BricolaQ主宰。雑誌「エクス・ポ」、武蔵野美術大学広報誌「mauleaf」、世田谷パブリックシアター「キャロマグ」などの編集を担当。また雑誌やweb媒体に演劇批評や紹介記事を書き、プルサーマル・フジコという異名も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

弦舞茶

4
★★★★★2014/02/17

さおり

2
 “演劇しかない”“演劇で何ができるかを考える”ではなく、“やりたいことがあってその最善の策が演劇だった”という感覚の作り手が、アートや音楽に接する若者に演劇への窓口を開いているという指摘が面白い。 演劇をもっともっと探求したくなった。2016/02/08

ひらっち

1
楽しかった。 平田オリザ以降の静かな演劇から現在に至る小劇場の変遷を記載している。 2013年現在の演出家・劇作家たちの考えがよくわかったし、それぞれに演劇論があり、非常に参考になった。 パッチワーク的という表現も非常に的を射ている。 演劇業界を概観するにはちょうどいい本かも(多少古いけれども)2017/11/25

Naho Sotome

1
めちゃくちゃ興奮したーー!!現代演劇の鳥瞰図を示してる。専門的かなとおもったけど、ちょうどいい噛みごたえ。中でも納得だったのが、かつての演劇が押し付けがましい切実なもので一部の人にしか受けなかった一方、いまの演劇は数ある表現から演劇を選びとったにすぎないっていう演出家が多い、と。確かにゆとりがあるのだよ。マームとジプシーとか昔から好きなんだけど、なぜ好きなのかが分かった気がした。これは演劇ジャーナリスト目指すなら必携本。出会えてよかった。2015/08/26

笠井康平

1
途中に挟まれているショートショートがすごく好きだ2014/05/26

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