目次
プロローグ(空飛ぶ犬)
第1章 単独行(空撮;津波警報と原発事故(相馬市) ほか)
第2章 再出発(十兵衛とゴエモン;再出発 ほか)
第3章 復興へ(復興の兆し(宮古市)
もうひとつの絆(陸前高田市) ほか)
著者等紹介
石川梵[イシカワボン]
写真家、ノンフィクション作家。著書に『海人』(新潮社:講談社出版文化賞・日本写真協会新人賞)など。大分県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
穏やか本好きなったんゆーたん
7
残念ながら前半だけで挫折。フリスビー犬を連れて慰問して、少しだけでも笑ってくれる姿を想像していたけれど…。被災地の方の気持ちがわかるだけに…。大丈夫な人はよんでください。正に力作です。2012/04/10
Aoki
5
泣き虫なのでなかなか通読できず、3度目の正直でなんとか。最初ボーダーコリーの写真だけ見て笑ってたんですが、文章読んだらもうダメで。「息子を待ってるんだ」「形見を探してるんです」「犬は飼っていたんだけど、流されてしまったんです」一台だけになってしまったケンカ山車を担ぐ男たちの涙と短冊。支援物資を届け、ボーダーコリーを連れて東日本大震災の被災地の人々を元気づけてまわった4月から8月までの記録。犬の癒しの力が素晴らしく発揮されていて、本当によかった。忘れない、続ける、笑顔で、みんなで。2012/04/30
マジェスティー250
5
震災があり早10ヶ月被災地が、早く復興することを、心から願っております。2012/01/04
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4
ボーダーコリーの十兵衛君と飼い主の石川梵氏の東北被災地での見聞録。現地での支援のミスマッチやおばあちゃんの形見を探している少年達が辛い。被災地の方々が十兵衛と一緒に写っている写真の数々が良い写真だけに切ない。 本文中に写真が多く、被害の大きさが伝わって来る。十兵衛の優しい表情が可愛いだけに切ない。2013/12/05
かりん
2
5:石川梵さんの写真展&講演会に行き購入。内容は講演会と概ね同じ。愛犬・十兵衛とともに被災地を回り、撮影と被災地の方々の癒しを続けた記録。読みやすい語り口だが胸が詰まる…。特に犬を飼っている方、飼ったことのある方は犬の力を実感していると思うので、現地の苦労との対比がより鮮明に感じられると思います。2012/04/15
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