毒になる母親―自己愛マザーに苦しむ娘たちの告白

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864101196
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

自己愛の強い母親から上手に離れる方法とは?

内容説明

世間体が何より大事で娘の気持ちはおかまいなし。そんな自己愛の強い母親から上手に離れる方法を教えます。

目次

第1部 自己愛マザーのなにが問題か(あなたが背負っている重荷;母と娘の「空っぽの鏡」;母親の自己愛の特徴 ほか)
第2部 自己愛マザーの娘たち(わたしは必死に頑張った!;必死に頑張って、なんの意味があるの?;恋愛関係におよぼす影響 ほか)
第3部 回復のための5つのステップ(どう見えるかではなく、どう感じるか;母親から心理的に分離する;ほんとうの自分になる ほか)

著者等紹介

マクブライド,キャリル[マクブライド,キャリル][McBride,Karyl]
公認心理療法士。結婚および家族問題のセラピストとして25年以上の経験をもつ。過去17年間、自己愛の強い親に育てられた子どもたちの調査・研究に携わり、自らもその一人としてライフワークとして取り組んでいる。コロラド州デンバー在住

江口泰子[エグチタイコ]
法政大学法学部卒。編集事務所、広告企画会社をへて翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

24
自己中心的な母親に育てられると、何かと大変だな、という感じです。自分を大切に生きて欲しい、そういうメッセージが込められていたと思います。2016/01/04

はなあぶ

17
母性は、多くの文化で神聖視されており、娘を慈しまない母親はいないという前提で母娘関係を語る人は多い。しかし、子供を愛せない母親は確かに存在する。そういう母親から子供が愛される日は生涯来ないし、母親が変わることもない。この事実を知りもせず、長年のその人の苦しみに共感することもなく、ただ母親を赦せとか、忘れろとか、頓珍漢なアドバイスする人も多い。それは、何の罪もないのに傷つけられてきた人の気持ちをまるで無視しているがゆえに、改めてその人を深く傷つけることになる。自己愛マザーに苦しむ人を理解するのに最良の著。2016/09/12

阿呆った(旧・ことうら)

17
母娘問題◆自己愛性の母親について。キャリアを追っかけているけれど自分が嘘くさいと思う人、自己破壊的に振舞ってしまう人。極端だけど、両者とも母親が自己愛性の場合大。2016/05/24

おーすが

12
子供を抑圧する自己愛マザーとは。頑張りすぎる娘になる人は家族内に別の理解者がいることが多い。これは初めて知った。なるほど。今さら刺さらないだろうと思ったけど事例がきつくて心臓がドキドキした。八十代の女性の話も。母娘に限らず人間関係の呪縛は一生ものだよな。2021/11/25

noémi

11
第一章は舞台がアメリカゆえ、あまり参考にならないが、傷ついた娘の後遺症の出方は万国共通。第二章からは自分でトラウマを分析する方法を説明。第三章はそのトラウマのケアを細かく丁寧に説明している。ここが実に秀逸。ただ読んで理解するだけでは完全な解決に導かない。実践が大事。毒親をもつ人は、親は決して子の心を解ろうとしないことを理解し、境界線を設けるように説く。だからといってすぐにそうしなさい、といってできないのが親子。どうやってその痛みを癒しながら、人間関係を改善し豊かな人生を生きるかを愛を持って説いている。2013/01/25

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