出版社内容情報
3.11以降二か月に渡って現場に留まり続けたドキュメンタリー・カメラマン石川梵が、
「写真を撮る、ということを超えた時点で見えてきたもの」を、現時点から捉え返すことによって生まれた〝大震災の記憶〞。
繊細な心象風景と想像不能な大自然の脅威が同居する、圧倒的なイメージの塊が見る者の心を深く揺さぶる。
内容説明
被災現場に2か月間留まり続けたカメラマンの眼を通して静かに見つめ直す、未曽有の大災害と人間。全ての日本人の記憶にとどめるべき、現代の黙示録。
著者等紹介
石川梵[イシカワボン]
写真家、ノンフィクション作家。1960年生まれ。人間と鯨の壮絶な闘いを捉えた写真集『海人』(新潮社)で写真協会新人賞、講談社出版文化賞写真賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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