目次
序章 「学ぶこと」を学ぶ
第1章 まず、わかっておくべきこと
第2章 コミュニケーションにおける4つの立ち位置
第3章 信頼関係を築く
第4章 積極的な聴き方
第5章 「ひとこと言いたい私」の傾向と対策
第6章 言葉を交わさず「聴く」ということ
終章 さらなる「聴き上手」を目指して
著者等紹介
プチコラン,クリステル[プチコラン,クリステル][Petitcollin,Christel]
コミュニケーションコンサルタント、心理療法家。人間関係の在り方(コミュニケーション)をテーマとしたカウンセリング、執筆、講演などを中心に、フランスのラジオ、雑誌などのメディアでも活躍している。「神経言語プログラミング」や「交流分析理論」などをベースに、コーチングや対人コミュニケーション技術の習得をテーマとしたワークショップを手がけることも多い。著書の多くはフランスでベストセラーとなり、EU諸国、その周辺国でも多数翻訳本が出版されている
平野暁人[ヒラノアキヒト]
翻訳家。一橋大学言語社会研究科博士後期課程在籍。フランス国立東洋言語文化研究所、パリ高等社会科学院などに遊学の末、翻訳業へ。主として出版、戯曲、映像作品の翻訳に携わるが、来日仏人演出家の通訳も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
63
人の話を聞いていると口を挟みたくなることはよくありますね。反省反省。慰めるのも難しいですね。自分や知人も似たような体験があったから・・・というのも矮小化というのでしょうか。なぐさめが、そんなの大したことじゃないという意味になるなら失礼なことだし。やっぱりなぐさめるのは難しい。意見はしないで、共感して聞くのがいいようですね。難しいことです。2014/08/30
ぱんにゃー
37
「ひとこと」にさようなら!「聴く」にこんにちは! の本。私は場の空気、相手の気持ちを感じるのがとても苦手でした。これからも精進したいと思います/「ひとこと」にさようなら!「楽しんで行動する」にこんにちは!これは実践中!(コ)2014/05/24
あこ
13
聴き方を学んでいく中で生じてくる、自分自身や周囲に対するイライラは、成長している証であり、ぶち当たるものなんだということがわかって安心した。聴けていない人の心理状態がどうなっているのか、またどうしたらいいのかわかりやすく説明されており、日常で試しやすいと思う。2014/08/24
ハル
7
とても興味深い内容。「聴く」ことが如何に大切か、それにも拘わらずどれほど出来ていないか痛感する。けれどこの指南書は読者に優しい。なぜなら知らないことは出来なくて当然、人間は皆自分中心で当たり前といちばん始めに肯定してくれるから。そこをちゃんと理解し自分を大切にした上で「聴く」ことの重要さを説く。そこから広がる心の充実感と世界の豊かさは是非味わってみたいもの。純粋に「聴く」ことや習慣として身体に浸透させることに難しさは感じるが、心の隅に留め置いてちょっぴり自分を向上させる糧にしたい。2015/12/13
旅猫
5
最近ほんとに人の話が聞けていないなぁと実感。 仕事が忙しいので余裕がない、のは皆だしね。ぎすぎすした空気はそういうところからもあるのかしら。まずは自分から改善しないと。2011/06/12