内容説明
大人気!ブログで注目。気鋭の産婦人科女医の大胆提言11ヵ条。
目次
第1条 セックスをすれば妊娠します
第2条 「この男の子供を産むためなら死んでもいい!」と思うような男の子供しか妊娠してはいけません
第3条 妊娠しただけでは喜ばない 安易に他人にいわない
第4条 神様から授かったら、それがどんな赤ちゃんでもあなたの赤ちゃんです
第5条 産む、産まないは自分たち夫婦で決めましょう
第6条 かかりつけ医を早く持ちましょう
第7条 赤ちゃんはすべての運命をあなたに預けていることを忘れないで
第8条 赤ちゃんが元気であるか、完全にわかる方法はありません
第9条 出産はできうる限り安全な場所でしましょう
第10条 下から産んでも、お腹から産んでも、あなたはお母さん
第11条 妊娠・出産は一つとして同じものはありません
著者等紹介
宋美玄[ソンミヒョン]
1976年神戸生まれ、神戸育ち。神戸女学院高等部、大阪大学医学部卒業。2001年大阪大学産婦人科に入局。周産期医療を中心に産婦人科医療に携わる。2007年川崎医科大学産婦人科講師に就任。臨床とともに教育にも携わる。現在ロンドンのUniversity College of London Hospitalにて胎児超音波について勉強中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
棗 Natsume
9
一括りに「妊娠、出産」とは言っても、産みの苦しみには様々なエピソードがあり、辿った経過は皆それぞれ顕著に違いがあって、偏にこれだ!というものは無いのだと改めて思い知らされた。産科女医という立場からの教示であること、出産の体験談など寄せられた投稿の内容が経験に豊富で多種多様で詳細に記されていたことは覚悟や心構えを持つ上で何より為になったと思う。本来はいつ何が起きてもおかしくない出産のリスクさえも医療の安全神話の中で掻き消されてしまいそうだけれど、妊婦を怖がらせ過ぎない配慮もありつつ、冷静になれる一冊でした。2014/11/22
suzumari
3
これは年齢性別産んだ産まないに関わらず、読んでおいたほうがいい1冊ですね。無知って怖いですよ。2010/07/19
あやりん
2
学生時代にこうゆー教育してくれると、正しい知識を持って大人になれるんだろうなあと思うー。 子供のできる仕組みもモチロン大切だけど、今だからこそ男性、女性ともに自分の体を知り、大切にする知識を持って大人になりたいもんです。2012/10/02
けい
2
妊娠・出産に対する心構えを知るには手っ取り早い本だと思いました。妊婦雑誌や妊娠情報サイトと比べると、現役医師が発するメッセージはやっぱりシビアで、考えさせられます。妊娠・出産の現実を知らぬまま妊娠・出産に至るのは結構恐ろしいことかもしれません。私も目下勉強中です。体験談も載っていてリアルです。だけど、妊娠中、何の悩みも不安もない幸福な気持ちに浸ってはいけないのか、と疑問に感じたりもしました。「お花畑」と揶揄される(著者本人の表現ではないけど)のはちょっと悲しい。幸福に浸るのと、現実を知るバランスが大事か。2010/08/30
さかもっちゃん
1
読んでおいたほうがいい2010/10/30