映画人が語る日本映画史の舞台裏 構造変革編

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映画人が語る日本映画史の舞台裏 構造変革編

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  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864051798
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

日本映画のサバイバル物語。1960年代からのテレビの普及とともに日本映画の興行収入が落ち込み、従来の大手5社体制が崩れはじめた。この急激な変化に、映画人たちはどのように対応しながら映画界を支えてきたのか。―プロデューサー、監督、撮影、編集、宣伝、女優、映写技師、広告制作、アーキビストまで、14名へのインタビューによって、日本映画界が直面した構造変革期の実像を浮き彫りにする。

目次

第1部 変貌する映画産業(日活を出て痛感した興行の場確保の重要さ―岡田裕/映画プロデューサー;宮川一夫に憧れて大映本社前に毎日佇む―宮島正弘/撮影監督;宣伝マンとして大映の最期を看取る―中島賢/映画宣伝)
第2部 映画業界への新規参入者(「自撮り」を発明した八ミリ映画作家―原將人/映画監督;レコード会社発の映画、そしてアニメ業界へ―増田弘道/映像コンテンツ製作;新興勢力に頼られたヘラルドの宣伝力―坂上直行/映画宣伝・プロデューサー)
第3部 フィルム・アーカイビングの現状と課題(英仏映画アーカイブ行脚から黎明期FCへ―大場正敏/映画アーキビスト;記録映画保存センターの理念と実践―村山英世/映画プロデューサー;京都の映画作りの伝統を文化資源にする―森脇清隆/映画アーキビスト)
第4部 ピンク映画&ロマンポルノを巡って(男が作るピンク映画をひっくり返す―浜野佐知/映画監督;ロマンポルノの女王からバイプレーヤーに―白川和子/女優)
第5部 モノから見る映画史(映写室から見た映画興行の世界―宮田滋禮/映写技師;フィルムからテープ、そしてデジタルへ―園井弘一/映画編集者;監督のイメージを具現化するテクニック―桧垣紀六/映画広告図案士)

著者等紹介

谷川建司[タニカワタケシ]
1962年生まれ。映画ジャーナリスト。一橋大学社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。日本ヘラルド映画株式会社勤務を経て1992年にフリーの映画ジャーナリストとして独立。2010年より2023年3月まで早稲田大学大学院政治学研究科客員教授。専門は映画史。1997年に第一京都映画文化賞受賞。著書『ベースボールと日本占領』(京都大学学術出版会、2022)で第四回野球文化學會賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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富士さん

4
映画が単独の商品として成り立たなくなり、何かの手段として生き残りを図った時代を中心にした3巻目。出版社やレコード会社主導の映画づくりがはじまり、自主製作が可能になり、ポルノへの進出が起こった時代。映画のアーカイブが問題となり、徐々にデジタル化が進行した時代です。映画的に見れば衰退極まるといった感じでも、どっこい生きている人たちの多様性が光り、現在の状況がどのように作られたかが垣間見えるます。マスコミ的価値は乏しくても、重要な貢献をした方はいっぱいいます。こういう資料作りは続けて行かなければなりません。2023/12/04

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