近代日本演劇の記憶と文化<br> 興行とパトロン

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近代日本演劇の記憶と文化
興行とパトロン

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784864051354
  • NDC分類 770.9
  • Cコード C1374

出版社内容情報

開化と改良の時代から現代まで、企業資本や政財界人による近代的な整備や関与から、興行をめぐる多層的世界をさぐる。舞台を支える影の力学
興行師やパトロンなどの複雑な人的交流によってつくられる「近代演劇」。開化と改良の時代から現代まで、企業資本や政財界人による近代的な整備や関与の一方で、興行師、花柳界、小芝居や村芝居など、興行をめぐる多層的世界をさぐる。
興行の夢と現実とは──。

[? 総論]
第1章 「夜」の演劇史──興行とパトロンの世界=神山彰

[? 「開化」と「改良」の時代]
第2章 鳥熊芝居と小芝居と=佐藤かつら
第3章 歌舞伎座そして田村成義=寺田詩麻

[? 近代化の光と影]
第4章 松竹と東宝──関西資本の東京進出=神山彰
第5章 見物から鑑賞へ──花街の連中、惣見、役者買=岩下尚史
第6章 京阪神のパトロン=河内厚郎
第7章 根岸興行部と浅草芸能の変遷=原健太郎

[? 近代産業とモダン文化]
第8章 鉄道と保険──帝劇から日生劇場まで=神山彰
第9章 緞帳の調製と百貨店──進上幕の近代=村島彩加
第10章 中山太陽堂と小山内薫──化粧品会社と近代日本演劇の一側面=熊谷知子
第11章 企業が〈演出〉する渋谷の劇場文化──東横/東急とパルコの場合=後藤隆基

[?「中央」と「村」と]
第12章 パトロンとしての国家権力──原敬内閣における「国民文芸会」と「大日本国粋会」=木村敦夫
第13章 相模の團十郎」たち──村芝居の興行=舘野太朗

神山 彰[カミヤマ アキラ]
著・文・その他/編集

佐藤 かつら[サトウ カツラ]
著・文・その他

寺田 詩麻[テラダ シマ]
著・文・その他

岩下 尚史[イワシタ ヒサフミ]
著・文・その他

河内 厚郎[カワウチ アツロウ]
著・文・その他

原 健太郎[ハラ ケンタロウ]
著・文・その他

村島 彩加[ムラシマ アヤカ]
著・文・その他

熊谷 知子[クマガイ トモコ]
著・文・その他

後藤 隆基[ゴトウ リュウキ]
著・文・その他

木村 敦夫[キムラ アツオ]
著・文・その他

舘野 太朗[タチノ タロウ]
著・文・その他

内容説明

興行師やパトロンなどの複雑な人的交流によってつくられる「近代演劇」。開化と改良の時代から現代まで、企業資本や政財界人による近代的な整備や関与の一方で、興行師、花柳界、小芝居や村芝居など、興行をめぐる多層的世界をさぐる。興行の夢と現実とは―。

目次

1 総論(「夜」の演劇史―興行とパトロンの世界)
2 「開化」と「改良」の時代(鳥熊芝居と小芝居と;歌舞伎座そして田村成義)
3 近代化の光と影(松竹と東宝―関西資本の東京進出;見物から鑑賞へ―花街の連中、惣見、役者買 ほか)
4 近代産業とモダン文化(鉄道と保険―帝劇から日生劇場まで;緞帳の調製と百貨店―進上幕の近代 ほか)
5 「中央」と「村」と(パトロンとしての国家権力―原敬内閣における「国民文芸会」と「大日本国粋会」;「相模の團十郎」たち―村芝居の興行)

著者等紹介

神山彰[カミヤマアキラ]
明治大学文学部教授。専攻=近代日本演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ちり

2
ちょっとゴシップ的に読める内容もあれば、パトロンのやることとして「劇場を作る」ところから関わる人もいるので劇場論・都市計画論と関わってくる内容もある(そしてあっちこっちに小林一三の影が)。「どうしてこういう興行形態なの」「なぜこの立地」「チケット高いよ」みたいな、一観客として日々直面する部分と関係してくる内容も多いので、下手な演劇論とかより一般観客が読んで得るものが多い本ではないかと。ある程度前提知識はいると思うが。2019/02/05

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